トップ > 県政情報 > 広報・広聴 > 知事室 > ふれあいフォーラム > 平成23年度の開催状況 > 平成23年度第2回知事とのふれあいフォーラム

掲載開始日:2011年6月1日更新日:2011年6月1日

知事室へようこそ

ここから本文です。

平成23年度第2回知事とのふれあいフォーラム

第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)

内容

開催日時等

開催日

平成23年6月1日(水曜)午後1時から午後2時30分まで

場所

串間市役所

参加者

串間市の皆さん約40名知事

ふれあいフォーラムの内容

フォーラムの様子

(写真)平成23年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子1

(写真)平成23年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子2

串間市の皆さん約40名が参加しました。

(写真)平成23年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子3

(写真)平成23年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子4

知事が串間市の皆さんと県政や地域の課題等について意見交換を行いました。

ページの先頭へ戻る

主な意見等

  • 参加者
    東九州自動車道日南―志布志間の建設促進について、企業の誘致や雇用の誘発などの経済波及効果、災害時の救助活動、支援物資の輸送道路、観光振興のためにもぜひお願いしたい。
    ふるさと雇用再生特別基金の事業について、昨年度、市の基金事業の委託を受け、「岬の駅都井岬」の運営に当たった。本年度は、まちなか地域活性化事業に取り組んでおり、宮崎駅の構内に串間のアンテナショップをオープンした。そのほかいろいろな事業を起業しているが、委託料あっての成果である。ぜひ継続した事業にしていただきたい。
  • 知事
    東九州道、これも重要な課題。御指摘があったように、今回の大震災で高速道路というのが物流の大変重要なルートとしても大事だし、また津波の一つの防波堤にもなった。引き続き国に対する要望を強めていきたい。
    それから、ふるさと雇用の基金を使っての事業で、大変意欲的なまちづくをされていることに敬意を表する。6月議会の肉付け予算の中で、地域振興の取り組みに対するものもある。それをうまく使っていただくというのも一つの方法だと思う。いずれにせよ連携をしながら知恵を出していくようにお願いしたい。
  • 参加者
    農家に採算をとってもらうためには、ある程度青果の売上が必要だが、農家の負担を考えると、加工の取り扱いも増やさなければならない。しかし、単価の安い加工を増やしすぎると採算がとれない。収量を増やすための畑かんの整備等を行なうと農家負担が増えるため農家は躊躇している。農家の収入をあげるための知恵を聞かせていただきたい。
  • 知事
    農業振興の長期計画を今度の議会に提出する予定。もうかる農業を目指していこうというのを強く出した。その中で、農商工連携なり六次産業化なり、連携を深めていくことで、加工なりの付加価値をつけ、それによって収益を上げていくことが基本的な方向性である。
  • 南那珂農林振興局
    所得の確保という面からすると、収量を増やすことが必要だし、コスト面からいうと機械化のものを共同利用することなどの工夫も必要ではないか。また、単独の基盤整備事業だけではなくて、道路の整備あるいは河川の整備といったような事業と一体的に行なうと、農家の負担のほうも若干軽減されるのではないか。
  • 参加者
    知事だけでなく、副知事や各部長にも山林地域の状況を見てもらい現場で意見交換をして欲しい。現場100回ということもある。
  • 知事
    現場主義ということを掲げて、県民の皆さんとの対話をする方向を出している。それに沿って、部長、それから課長も積極的に現場を見るように言っておく。
  • 参加者
    日本がどこに向かっていくのか見えない中で、知事個人はどういうふうに宮崎県をしていきたいのか教えて欲しい。
  • 知事
    自然災害の備えとか、エネルギー問題とかは、今までの延長線上で考えていったのではだめだと思う。生活のあり方を見直して、本当に必要なものは何なのか、ライフスタイルを見直す時期に来ているのではないかと思う。
    この20年をにらんだ長期計画、長期ビジョンの中でも、何とか雇用を確保しながら、多くの若い人を含めて地域で働けるような雇用の場を創り、活力を高めていくことに取り組んでいきたいと思っている。いろいろと工夫をしながら、宮崎のいいものをより認知してもらえるよう、また、地域の活力を保てるような県土づくりというものが大事だと思っている。
  • 参加者
    原子力発電にすがらないように「太陽から電力を」という形に切り替えて、全県下の家に太陽光パネルを載せる。その運動を知事に展開していただければと思う。
  • 知事
    本県ではソーラーフロンティア構想というのを2年前から掲げて取り組んできている。国富にソーラーフロンティア社という世界最大級の電池工場ができたし、都農町にはメガソーラーもできた。そういったものを積極的に進めていこうという大きな取り組みの方針の中で、住宅用の太陽光発電、それに対する補助を県も用意している。なるべく全戸に普及するように取り組んでいきたい。
  • 参加者
    緑はCO2を削減する。本県は、素材の生産量が日本一というすばらしい林業県でもある。宮崎県は空気を良くしているのだから、環境税などについても、CO2を消費するところから現金をいただくとか、そういうふうな方法ができないだろうかと考えている。
  • 知事
    日本は76%が森林なので、ほかの県にもたくさんの森林資源があると思う。ただ、大都市部でCO2排出量の多いところは、なかなか県の中の森林では吸収できない。今、環境森林部で取り組んでいるが、企業の貢献でそういう財源を出していただいての森林整備という仕組みもあるので、今後も取り組んでいきたい。
  • 参加者
    国道448号は、豪雨によりたびたび災害が発生し、通行止めを余儀なくされて、観光客への影響は計り知れない。そこで名谷―石波間のトンネル道の整備を強く望んでいる。今後の取り組みにつきお尋ねしたい。
  • 知事
    地形上の問題とかあり、事業費もかなりかかるということである。今後のことは検討させていただきたい。長期の視点を持った検討や議論というものが必要かなと思っている。
  • 参加者
    知事は今後、どういう形で協働発信事業を進めていくのか。市民団体へのPRだとか、協働についての考えをお聞きしたい。
  • 知事
    行政だけが何かをするということではなしに、いろんな団体がそういうものをやる場合には、いろんな形での連携をする。一般論になるが、いろんなレベルのいろんな協働がある。地域の実情に応じた協働のあり方があると思う。
  • 参加者
    災害とか防災対策、観光の面から、都井西方線の全線県道昇格及び整備に力を注いでほしい。また、都井岬についての今後の観光についても意見をお聞きしたい。
  • 知事
    観光ホテルがどうなるとか、廃墟となったホテルとかいろいろ障がいはあるにしても、ほかにはないものが何とか生かせないかなという思いはある。今度できるというイルカランド、これは期待したい。単独だけで勝負するというのも大変厳しいので、イルカと馬と連携しながらの盛り上がりというのも考えられる。
  • 串間土木事務所長
    都井西方線については、総延長21.7キロほどあり、10キロ程度は県道として供用開始している。残る区間については、非常に地形も厳しい条件で、地質も非常に悪いというところの部分なので、今後検討していきたい。
    県道認定には一定の条件があるが、県道であっても市町村道であっても整備のあり方は変わらない。
  • 参加者
    先週千葉での物産展をお願いしてきた。千葉ロッテには西村監督もいるので、県として、何か協力いただけるようなことはないかお尋ねしたい。
  • 知事
    今すぐに、例えば補助金なりこの制度を使えばいいんじゃないかということが頭に浮かばないが、スポーツランドの推進、観光振興という面もある。それから宮崎ブランド、宮崎物産のPRという意味でも、いろいろな事業があるので、どれをどううまく使えるか、工夫をしながらだと思っている。どこが窓口になるかは、いろいろだと思うので、市とも連携しながら、相談させていただきたい。
  • 参加者
    県の男女共同参画課の課長は女性か男性か。こんな会議一つとっても、やっぱり呼びかけられるのは男性。男女共同参画のことを話し合うところでも、男性が多くて女性は少ない。人口を増やさないことには、活性化にはいろんな面からしてもつながらないと思う。安心して赤ちゃんを産める、子供も育てられるようなまちづくり、県づくりというのが望まれると思う。
  • 知事
    男女共同参画課の課長は男性だが、これは女性じゃなければとは思っていない。たまたま今、男性だということ。県も市町村も管理職への登用がなかなか進んでいない。今、女性職員を育てていって、基本的には男性より少しスピードアップしながら昇進させている状況。
    審議会での登用では、細かい数字まで覚えていないが、40%の後半で、全国で2位ぐらい。審議会での女性の参画というのは、ほぼ男女同じぐらいになっている状況。
    それから、フォーラムは、市役所の方から、いろんな団体に声をかけていただき、団体の長が代表で来ていただいているので、結果的に男性が多くなった。女性だけのフォーラムとかも考えたいと思う。
    子育て、これも大変重要だと思う。政策提案の中でも、「日本一の子育て・子育ち立県」を目指したいということを宣言している。子育ての県民運動みたいなものを提案したい、子育てというのを県民全体で取り組んでいくという機運を盛り上げていきたいと考えている。
  • 参加者
    福島高校の存続について、定数が少なくなっても存続するという知事の言葉がいただきたきたい。
  • 知事
    福島高校の問題については、先日も市長さんや地域の皆さん、関係者の皆さんが一緒に要望に来られたところである。今、教育委員会としては、どういう対応をするのか検討しているところで、今この場で大丈夫ですと私から言える状況ではない。ただ、しっかり皆さんのそういうお気持ちは受けとめた上で、教育委員会のほうでも議論がなされて結論が出されるかと思う。
  • 参加者
    引き続き串間土木事務所の存続をお願いしたい。
  • 知事
    県の施設があることの重要性という、そういうような御意見をずっと伺っている。特にこれから防災意識を高めていく中で、土木事務所の機能というものを考え議論していくことが必要と思う。
  • 参加者
    県道も市道もそうだが、センターラインが消えていたり、草で2車線が1車線しか使えない場合がある。道路の草刈りの頻度も上げて欲しい。草刈りは地域のボランティアに委託するとか、検討して欲しい。
  • 知事
    そういう情報をいただければ、きめ細かく対応したい。いずれにせよ安全に直結する問題なので、きめ細かい対応を心がけたいと思う。
  • 参加者
    まちづくりのヒントにしたいので、知事が若者に期待することなどあれば聞かせていただきたい。
  • 知事
    答えはそれぞれの現場にあると思う。動き、作るのは、若い人の力かなという感じがする。現場にいろんなニーズがあって、いろんなプレイヤーというか、主体があるが、それをどう組み合わせて地元のニーズに対応していくかを考えていただく。それを視野に入れて考えていけば、いろんな可能性が出てくる。
  • 参加者
    ビーチバレーをしている。昨年は口蹄疫の影響で開催できなかったが、今年の大会には、ぜひ知事にも来てほしい。
  • 知事
    ちょうど火祭りの時期と重なると思う。前の知事の時には一村一祭ということで、いろいろなイベントやPRに取り組んだ。今後もいろいろなPRなり発信をしていくので、お力添えをいただきながら取り組んでいきたいと思う。
  • 参加者
    なかなか働く父親の休みがとれない。県を挙げて父親もそういう子育てに参画できるような、そんな指導みたいなものはできないか。
  • 知事
    地域での助け合い、職場の理解というのが非常に重要だと思う。仕事と子育てのバランスをとる企業をどんどん増やしていこうというような取り組み。地域で子供を支えていくような取り組みも進めていきたいと思う。

ページの先頭へ戻る

お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp