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掲載開始日:2015年5月20日更新日:2015年5月20日

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平成27年度第1回知事とのふれあいフォーラム

第1回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成27年5月20日(水曜)午後1時30分から午後3時

場所

三股町総合福祉センター1階大会議室

参加者

三股町の皆さん29名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 大変御多用のところ御参加いただき、感謝を申し上げる。この1月から2期目に入らせていただき、その1期4年間も含めて、県民の皆さんとの対話を踏まえ県政を推進していきたいということで、いろんな形での意見交換の場を持っている。
  • 人口減少が大きな課題となる中で、地方創生が全国的な取組課題となっている。その中で三股町というのが本県の中でも数少ない人口増加団体であり、ふるさと納税で名前を売った町でもある。
  • ただ、地域にはそれぞれの課題があろうかと思う。三股のいろんな現場の声なり課題なり、また御意見というものをお聞かせいただいて、限られた時間ではあるが、実りある時間になればと考える。

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フォーラムの様子

フォーラム1
 
フォーラム2

 

フォーラム3

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 長田地区における過疎対策について
    長田地区は長田米という非常に良質の米を産出しているが、昨年の米の暴落で大きく値が下がった。米価の安定、価格保証に格段の尽力をお願いできればと思う。
    山間地である長田地区には、買物弱者あるいは病院等に通うことについて不便な問題がある。せめて1か所ぐらいは店が欲しい。
    長田地区は、観光資源としては非常に豊かで可能性のあるものを持っている。お力添えをよろしくお願いしたい。
  • 河川浄化の取組について
    上流域に住む三股町として、下流域の方にきれいな水を利用していただこうと河川浄化に取り組んでいるのだが、宮崎市では何かそういう効果があるのか、それから各町村どんな取組をしているのだろうかと思っている。
  • 子育て環境について
    子育ての中において虐待関係が増えている。他県では子どもの人権条約を制定されて、子育てをよりレベルアップしたものにしようという試みが行われているが、本県でも可能なものか。
  • 平和学習について
    私の出身の広島では毎年どこかの時期で平和学習をしていくというのが当たり前なのだが、こちらでは修学旅行時期ぐらいしか取組がない。昔の戦争があるからこそ今が平和であることについて、もう少し学習を進めていただけると非常にありがたい。
  • 畜産について
    できれば若い方に農業に就いてもらいたいので、若い方たちに向けて繁殖融資をしていくとか、そういう補助なり助成なりを作っていただきたい。
    防疫という部分で県内に持ち込まないというのが一番だと思うので、県民の皆さん、あるいは全国の皆さん、国外の皆さん方に消毒の徹底をお願いしたい。
  • 障がい者支援について
    障がい者バンドの仲間で音楽を楽しんだり、地域の方々との交流を深めるなどの活動を行なっている。この活動を続けていく上で活動場所や送迎等の問題点があるのだが、障がい者と健常者との収入の差があり、余暇活動に充てられる金銭的余裕がない。
  • ボランティア活動について
    仲間が高齢になったり、また、ボランティアでやりたいという方が非常に少なくなっている。仲間でもっとふれあいがあればと思うのだが、資金不足である。
  • 自殺対策について
    自殺志望者を少しでも減らしたい、残された遺族やお友達の悲しみを減らしたいという思いから活動をしている。しかし、私たちだけでは活動の内容や活動範囲が狭いので、ほかの団体と一緒に活動して、もっと皆さんに知っていただきたい。
  • スポーツ施設について
    県南地区のスポーツ施設が非常に遅れているような気がするので、県南地区に良い設備、良い施設を持ってこられるような構想があるかないかを聞かせていただきたい。
  • 障がい者福祉と障がい者スポーツについて
    鹿児島からUターンをして地元に帰ってきたのだが、その鹿児島では障がい者福祉が低下していっているのを現実として見てきた。ぜひ、障がい者福祉と障がい者スポーツの充実をよろしくお願いしたい。
  • 県とそれぞれの自治体との関係について
    この4月から子ども子育て新支援制度というのが始まり、さまざまな制度が変わっていく中で、三股町の行政の皆さんと話合いをして決めることが多いのだが、県とそれぞれの自治体との関係、ある程度の自治体の裁量、そういったところのお考えを聞いてみたい。
  • 県産品の販売場所の確保について
    どぶろく大福等を作っている小さなお店で働いているのだが、宮崎市内でも商品を置かせてもらっている。一方、県では現在、アジア方面への貿易拡大を強化しているイメージがあり、私たちが参加できるようなイベントが少なくなったと思う。
  • 地域活動について
    地域、集落で老若男女、みんなが集まって活動しているところがあれば、御紹介をお願いしたい。
  • ごまの生産について
    ごまはかなり市場性がある作物というところで、いろんな方が参加して、耕作面積も広がっているような状況なので、ごまを推奨作物という制度として取り組んでいただきたい。
  • 交通アクセスに関する今後の展望及びコミュニケーションの問題について
    三股は交通の便が悪く、高千穂から片道2~3時間ということも以前はあったのだが、県内の、また、他県との交通アクセスについて、今後どのような展開があるのかということをお聞きしたい。
    スマホの普及等によって、人との意思の疎通ができなくなっていることが感じられるが、若い世代の方のそういった問題が何か見えていれば教えていただきたい。
  • 母子寡婦福祉及び工芸品の販売促進について
    今でこそマスコミで、子どもの貧困、母子家庭、ひとり親世帯の貧困というのがクローズアップされてきたのだが、住居と就労が一番難しい。県には厚労省からのパイプ役として、常にそこあたりを念を押しながら、自治体に下ろしていただきたい。
    食という分野は県にしていただいている部分も多いのだが、工芸品というのは、常に隅に追いやられているような気がするので、いつかはそこのあたりもピックアップできるような体制をとっていただきたい。

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知事総括

  • いろんな分野で御意見、御提言をいただき感謝申し上げる。
  • この場で全部解決できるというよりも、いろいろ問題をいただき、また、御指摘もしっかり受けとめて、今後、現場を確認していきたいと思っている。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

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