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掲載開始日:2015年11月4日更新日:2015年11月4日

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平成27年度第9回知事とのふれあいフォーラム

第9回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成27年11月4日(水曜)午前10時から午前11時30分

場所

小林看護医療専門学校3階講堂

参加者

小林市の皆さん27名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は大変御多用なところ、多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • PR動画「ンダモシタン」、それから「てなんど小林」の取組は本当に面白い。地域の魅力を発信できたことは素晴らしいし、これが県内のほかの市町村にも刺激になったのではないかなと思う。
  • これをさらに次につなげていくこと、そして地域の活力に結びつけていくことは、まさに地方創生の最大の課題であるが、順調にスタートした小林市におかれては、この動きをリードしていただきたい。
  • 「対話と協働」を掲げており、いろんな形での意見交換をさせていただいている。現場の皆さんの声を聞かせていただきながら、この地域そして県をより良くするための時間になればと考えているので、限られた時間ではあるが、忌憚のない御意見をいただきたい。

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フォーラムの様子

フォーラム1

フォーラム2

フォーラム3

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 養殖事業の展開について
    養殖事業では現在、チョウザメがすごい反響を呼んでいるが、アワビとナマコもそれに匹敵する、そしてまた、六次産業として非常に伸びがあると思っているので、県に予算をいただきながら、湧水事業を利用したアワビ、ナマコの研究を展開していければと思っている。
  • 農家民泊の推進について
    全国的に体験型修学旅行の誘致競争が激化する中、南九州3県の中でも宮崎県は大きく立ち後れている。5年、10年後に力を発揮する農家民泊を活用した修学旅行の受入に力を入れていただきたい。
  • 介護職員の不足について
    介護施設がどんどん増加しており、介護職員が足りない。今後さらに高齢化が進むことから、職員が足りなくなってくるので、県を挙げて取り組んでいただきたい。処遇の面も含めて、これからの介護職の養成に力を入れていただきたい。
  • 国体での活躍、商工会議所への補助金及び道路の整備について
    先日の国体では、女子が振るわない結果に終わっている。スポーツランドみやざきを目指している県としては、スポーツに全力を尽くしていただいて、せめて20番ぐらいになるような女子の底上げを図っていただきたい。
    商工会議所への補助金が少しずつカットされており、商工会議所も経営難ということで大変な状況になっているので、なるべくカットされないようにお願いしたい。
    毎年、県道1号線「みどりのトンネル」の整備をしていただいているが、元の料金所の近辺が非常に狭く、歩きにくいという話が出ているので、その辺を拡張していただきたい。
  • 人口減少対策について
    高校生や大学生等、宮崎県の学校を卒業した方がほとんど中央部に出ていき、宮崎に残らないというのは、やはり就職する場所が少ないんじゃないかと考えている。今後は、そうした子どもたちが残れるような対策を打っていただきたい。
  • 地域医療について
    西諸地域で医療を完結するということで、医師会や自治体病院を含めて頑張っていただいている。来年度に発表される県の医療計画では、西諸医療圏というのを一つとして捉えていただきたい。また、この地域には小児の入院施設が1件もないので、何とか尽力いただきたい。
  • 定住自立圏構想への支援について
    最近では西諸定住自立圏構想という形で、小林、えびの、高原で生き残っていこうという機運が高まっている。県としてそのような取組への支援が行えるのかどうか、お聞かせいただきたい。
  • 農道の整備事業について
    これまで、農道の新設は国の事業で行なっていたのだが、現在は一括交付金みたいな形になっていることから、従来からある道路の整備が重点になり、新設はなかなか厳しい状況である。そこで、以前あったような農道を対象にした県単独の補助事業を復活できないものか。
  • 宮崎牛日本一に向けた取組及び施設園芸農家への支援について
    最近ようやく日本一の宮崎牛という言葉が浸透してきたが、もし2年後、これをほかの県に奪われるようなことがあれば、「日本一」という言葉は使えない。宮崎県が次も日本一になるためには、残すべき牛はちゃんと助成をして残していかないと、せっかくできた基礎がなくなるので、真剣に取り組んでいただきたい。
    先人の知事たちが、高付加価値の農業ということでハウスの施設園芸を県内に浸透させ、建設していただいた。ただ、今の事業は全て新規の取組を対象にしており、使い勝手が悪いので、新規だけではなく、現在、施設園芸に取り組んでいる方々が施設を更新するための対策をお願いしたい。
  • 国体に向けた強化対策及び東京オリンピック種目の誘致について
    今年の和歌山国体では、男子が42位、女子は最下位の47位であった。これは大きな課題として取り組まなければならないのではないか。県を始め、県体育協会を中心とした強化対策がぜひ欲しい。
    知事は、東京オリンピックで新しい種目として予想される野球、ソフト、サーフィンをぜひ宮崎県に誘致したい、と発言したかに記憶している。これがもし実現するならば、宮崎県の歴史にとって非常に画期的なことだと思うので、尽力をお願いしたい。
  • 建物の木質化について
    知事には以前、木材の見える化をお願いした。今、県には環境森林部があるが、環境森林部だけで動くのではなく、木材を使っていただくような呼びかけを県庁全体でしていただければと思う。構造上の問題もあると思うが、新しく建てる建物には、少しでも木を入れていただければ温かい気持ちになるのではないか。
  • 障がい者支援について
    障がいを持たれて不自由ながら生活をし、なおかつ仕事をしたいという場合であっても、小林市内、西諸管内の中では、障がい者雇用がなかなか進んでいない。個人の力ではなかなか難しい部分もあるので、団体や行政等に協力をいただいているところであるが、県には引き続き障がい者雇用への支援を進めていただきたい。実際1か月働いて、その工賃が5,000円とか1万5,000円とかいうレベルなので、工賃アップということも含めて尽力いただきたい。
  • 障がい者への工賃補助について
    障がい者への就労支援はあるが、これは施設に支援されるもので、当事者への支援が全くない。福祉的就労施設で働く障がい者個人に何らかの工賃補助を願いたい。
  • シルバー人材センター会員の労働について
    シルバー人材センターの会員が連続して同じところで12日、13日以上働いてはいけないという国の決まりがあるらしい。そうすると例えば、介護の補助や大規模な畑作の農業に行ったときに労働ができないので、知事におかれては、特別にこれは認めますよという検討をお願いしたい。
  • いじめ対策について
    名古屋で、学校でのいじめが原因と思われる自殺があった。宮崎県ではそういうことがないように、学校ともこれまで同様連携を取っていただきながら、子どもの健全育成のためによろしくお願いしたい。
  • 水産試験場の分場について
    小林市内にある水産試験場の分場は、ここがシロチョウザメの日本初の完全養殖に成功したところということで全国からお客様が見えるのだが、病気の問題等でなかなか場内には出入りが難しく、隣の淡水魚水族館で様々な研修を含めた接客をしている。ただ、この水族館及び試験場は建設されて年数がたっている。県としてチョウザメとキャビアを全国に発信しようとする中で、これらの施設を全国に向けての発信基地として位置付けるためにも、ぜひとも県と市には設備の充実をお願いしたい。
  • 子どもたちへの読書の推進について
    知事が、宮崎県を読書の日本一にしたいとおっしゃったのが報道されており、私たちも、子どもたちにもっと本に親しんでもらおうということでこれから頑張りたい。
  • 建設業界への支援について
    建設業界でも今、人手不足、担い手不足が深刻で、特に若年層の技術者及び技能工が非常に少ない。また、人手不足ということで、いざ大きな災害等が発生したときに、本当に対応がしっかりできるのかという部分も非常に危惧されている。今後、雇用を守るという意味でも、各企業が安定的・継続的に経営できないと難しいかなと思っているので、今後とも、公共事業の予算確保及び地元企業の受注機会が増えるような施策を進めていただきたい。

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知事総括

  • 本日は途切れることなく、熱心な厳しい御意見をいただき、感謝申し上げる。
  • 御意見として承ったこと、宿題としていただいたことを含めて、これからもこういう形での対話をしながら、県政を前に進めていきたい。

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総合政策部秘書広報課広報戦略室 

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