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掲載開始日:2015年10月9日更新日:2015年10月9日

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平成27年度第8回知事とのふれあいフォーラム

第8回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成27年10月9日(金曜)午後3時30分から午後5時

場所

県庁本館3階特別室

参加者

建設産業で働く女性の皆さん10名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 大変お忙しい中、御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • 「対話と協働」を一つの政治信条としており、いろんな形で県民の皆さんとの対話をベースに県政を進めている。
  • 本日は、県内の様々な分野で活躍している方々と意見交換を行なう「ふれあいフォーラム」の分野版という位置付けで開催することで、建設産業関連で働かれる皆さまからお声をいただき、今後、女性の方が建設産業でもっと活躍できるような社会づくりを進めていきたいと考えている。
  • 限られた時間ではあるが、忌憚のない御意見をいただきたい。

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フォーラムの様子

フォーラム2

フォーラム1

フォーラム3

建設産業の魅力や、建設産業で働く女性が増えていくことの意義等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  1. 建設産業の意義や魅力等について
    • 何もない現場から半年後、そこに高速道等ができるというそのすばらしさに魅力を感じて、現場の方に叱られながら頑張っている。
    • 会社では、地方創生、まちづくり等の活動もさせていただいている。私は地元が県外にあり、大学で宮崎に出てきたのだが、学んだこの場所で知恵を出していきたい。
    • 私は高校で進路相談をしたとき、先生に「宮崎県産業開発青年隊」を勧められたのがきっかけで隊に入り、去年から会社でお世話になっている。最初は何をするのかよく知らなかった、土木が何をするのかも全然知らなかったのだが、会社に入ってやってみたら、私のように全然知らなくてもできるんだということが分かった。
    • 私の場合には、身近にそういう人がいたからこの業界に来たのだが、やっぱり身近にいなければ、一般の女性は保育士になりたいとか栄養士になりたいという人が多いと思う。
    • 子どもたちが、建設業という職種を将来の選択の一つとして持っておけるよう、今、取り組んでおくべきかなと思う。例えば、子どもの前で「絶対なっちゃいかん」とか、そういうことを言わないようにするだけで、10年後、20年後、違うんじゃないか。
    • 生徒たちだけでなく保護者も一緒になって、進路を決める時期に建設業に関する講演等を行い、建設業の魅力等を広めていくといいんじゃないか。
    • 建設会社でのインターン等については、難しいし、危険を伴うことから、受入は困難であると思う。でも、そこは教えながら、それなりに一通りの作業を体験して、できれば楽しい思い出を作っていただいた上で、将来の職業の選択肢の一つとして建設業が入ってくればなという思いがある。
    • 台風が来た、豪雨が来たというときに、本当に一番陰で支える力になっているのは建設業界。それをもっともっとマスコミ等がPRすることが一番大事じゃないか。
    • 「土木の日」のイベントでは、体験コーナーなどもあるので、もっとアピールしたらと思う。
    • 引きこもりだった高校生が、夏休みに、うちの会社に20日間バイトに来た。最初は何もできない、うちの作業員ともしゃべらない状態だったが、3日たったら改善されて、夏休みが終わった後には学校に復帰したというような事例があった。そういう子どもさんが入ってきたときには、女性の方が一人いることで全然空気が違う。
  2. 建設産業で働く女性が増えていくことの意義や課題について
    • 現場に女性が行くと、男性同士の亀裂等が緩和される。
    • 女性が現場で仕事をすることは、やはりちょっと体力的な困難があるのかなという気持ちがある。特に、子どもさんができた場合は、なかなか大変なところがあるんじゃないかと思う。
    • 手がかかる子どもさんを持っている職員がちゃんと休めるのは厳しいとは思うのだが、工事が終わったら、じゃあ、2週間か3週間代休を取ってもらうとか、うまくできるのではないか。
    • 女性の場合、結婚した、子どもができたとなったら、工期どころじゃなくなることもあるのだが、そこを会社でどうカバーするかが重要。もちろん現場を担当している男性の人たちもカバーする。それがうまくいかないと、女性技師は育たない。子育てが終わった中年層の女性に対しても、建設業界の仕事について案内してもいいんじゃないかと思う。
    • 電話を受けたときに「女の人じゃなくて男を出してくれ」と言われた。まだ女性の技術者がいるということが浸透していない時代だったので、そういうことがあったのだが、今は大分浸透してきており、トンネルの中に入ったらいけないとか、そんなこともなくなっている。意識的にはだいぶ変わっているのかなと思う。
    • 男性の中に一人自分みたいな女の子がぽんといると、やっぱりセクハラみたいなことがあって、傷つくこともある。
    • 男性は、今の30代、40代であれば女性の人にも柔らかいのだが、60代、70代になると昔の日本男子なので、もうちょっと柔らかみがあってくれるといい。
    • 男性の社員からは、危ない現場には行かなくていいよと、逆に気を使い過ぎて「いいよいいよ」というのもある。
    • 現場に女性専用のトイレも設置するというのは厳しいとは思うのだが、会社の理解があれば設置してほしい。
    • 女性専用のトイレとか、女性専用で気兼ねなく着替えたりするところとか、国交省の設計の中にはそういう設備投資が入っているというのを聞いた。
    • 建設業は、今ではすごく高度なものを要求されている。そこら辺りをアピールする必要があるし、そのような要求に対応するには、建設産業に女性が入ってこないと無理だと思う。

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知事総括

  • 本日は多様な御意見をいただき、感謝申し上げる。
  • 今日いただいたヒントを生かし、もっともっと建設産業に女性が参入するよう取り組むとともに、幅広い建設産業をこれからも活性化させるべく、しっかり力を合わせて頑張っていきたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

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