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宮崎県の産業(さんぎょう)

業(のうぎょう)

 

農業(のうぎょう)は、宮崎県の主(おも)な産業(さんぎょう)の一(ひと)つです。温暖(おんだん)な気候(きこう)を利用(りよう)して、いろいろな作物(さくもつ)が作(つく)られています。

 

農産物(のうさんぶつ)では、ビニールハウスを利用(りよう)した「きゅうり」や「ピーマン」が、畜産物(ちくさんぶつ)では、宮崎牛(みやざきぎゅう)をはじめとする肉用牛(にくようぎゅう)や豚(ぶた)、ブロイラー〈にわとり〉が、全国(ぜんこく)でもトップクラスの産地(さんち)となっています。

 

これらの農畜産物(のうちくさんぶつ)は、東京(とうきょう)、大阪(おおさか)などの大都市(だいとし)へトラックやフェリーを使(つか)って出荷(しゅっか)されています。

 

  • 農家(のうか)で働(はたら)いている人(ひと)40,472人(にん)(令和2年)
  • 農家(のうか)の数(かず)30,940戸(こ)(令和2年)

 

主(おも)な農畜産物(のうちくさんぶつ)と生産量(せいさんりょう)

きゅうりイラスト
きゅうり

64,500トン
全国1位(令和4年)

ピーマンイラスト
ピーマン

28,100トン

全国2位(令和4年)

さといもイラスト
さといも

13,700トン
全国3位(令和3年)

きんかんイラスト
きんかん

2,644トン

全国1位(令和2年)

茶イラスト

茶(ちゃ)

3,000トン
全国6位(令和4年)

日向夏イラスト

日向夏
(ひゅうがなつ)

3,618トン

全国1位(令和2年)


マンゴーイラスト

マンゴー

1,242トン

全国2位(令和2年)


スイートピーイラスト

スイートピー

2,243万本(まんぼん)

全国1位(令和2年)

ラナンキュラスイラスト

ラナンキュラス
126万本(まんぼん)

全国3位(令和2年)

肉用牛イラスト

肉用牛
にくようぎゅう)

260,200頭(とう) 

全国3位(令和5年)

豚イラスト

豚(ぶた)

818,200頭(とう)

全国2位(令和5年)

にわとりイラスト

ブロイラー
(にわとり)

2,825万羽(まんば)

全国2位(令和5年)

乳用牛イラスト

乳用牛
(にゅうようぎゅう)

13,400頭(とう)
全国12位(令和5年)

 

林業(りんぎょう)

 

宮崎県の森林面積(しんりんめんせき)は約(やく)59万(まん)ヘクタールで、県(けん)の面積(めんせき)の76パーセントを占(し)めています。温暖(おんだん)で雨(あめ)の多(おお)い気候(きこう)は木(き)を育(そだ)てるのに適(てき)しているので、「スギ」や「ヒノキ」などが多(おお)く植(う)えられています。

 

特(とく)に、スギ丸太(まるた)の素材生産量(そざいせいさんりょう)は平成3年から連続(れんぞく)して全国(ぜんこく)で1位(い)です。

 

生産(せいさん)された木材(もくざい)は、家(いえ)を建(た)てる材料(ざいりょう)などに加工(かこう)されて県内外(けんないがい)に出荷(しゅっか)されています。

 

そのほか、乾(ほし)しいたけの生産(せいさん)が盛(さか)んで、全国(ぜんこく)で2位(い)の生産量(せいさんりょう)を誇(ほこ)っています。

 

植(う)えられている木(き)の種類(しゅるい)<民有林(みんゆうりん)>
<令和4年3月31日現在(げんざい)>

 

1

 

スギ

165,813ha

ヒノキ

35,500ha

クヌギ・ナラ

16,539ha

マツ

10,194ha

その他

2,915ha

 

  • 林業(りんぎょう)で働(はたら)いている人(ひと)2,420人(にん)(令和2年)
  • 乾(ほし)しいたけの生産量(せいさんりょう)388トン(令和3年)

 

水産業(すいさんぎょう)

 

宮崎県(みやざきけん)の海岸線(かいがんせん)の長(なが)さは400km(キロメートル)で、北(きた)と南(みなみ)には出入(でい)りの多(おお)い海岸(かいがん)があり、中部(ちゅうぶ)は平坦(へいたん)な砂浜海岸(すなはまかいがん)が続(つづ)いています。

 

漁業(ぎょぎょう)と養殖業(ようしょくぎょう)を合(あ)わせた生産量(せいさんりょう)は全国(ぜんこく)9位(い)とトップ10に入(はい)っています。

 

県北(けんほく)では、イワシやアジを網(あみ)でとる漁(りょう)や、カンパチ、ブリ、タイの養殖(ようしょく)が盛(さか)んです。

 

県央(けんおう)では、チリメン(イワシの子(こ)ども)を網(あみ)で取(と)る漁(りょう)やマダイや、マグロを釣(つ)る漁(りょう)が盛(さか)んです。

 

県南(けんなん)では、ブリ、カンパチの養殖(ようしょく)やカツオやマグロを釣(つ)る漁業(ぎょぎょう)が盛(さか)んです。特にカツオを釣(つ)る漁業(ぎょぎょう)が盛(さか)んです。特(とく)にカツオを釣(つ)る「近海(きんかい)カツオ一本釣(いっぽんづ)り漁業(ぎょぎょう)」では、平成6年から連続(れんぞく)で日本一(にほんいち)の漁獲量(ぎょかくりょう)を誇(ほこ)っています。

 

また、ヒラメやアマダイの稚魚(ちぎょ)を放流(ほうりゅう)したり、すみかとなる藻場(もば)の管理(かんり)や魚礁(ぎょしょう)をつくるなど、魚(さかな)を増(ふ)やす工夫(くふう)もしています。

 

  • 漁業(ぎょぎょう)・養殖業(ようしょくぎょう)を営(いとな)んでいる経営体(けいえいたい<注意(ちゅうい)>)950経営体(けいえいたい)(平成30年)
    注意:経営体(けいえいたい):事業(じぎょう)を行(おこな)う組織(そしき)
  • 漁船(ぎょせん)の数(かず)2,113せき(令和4年)
  • 漁業(ぎょぎょう)・養殖産業(ようしょくさんぎょう)生産量(せいさんりょう)114,395トン(令和3年)

 

商業(しょうぎょう)・サービス業(ぎょう)

 

食料品(しょくりょうひん)や洋服(ようふく)などを販売(はんばい)している商店(しょうてん)は、人口(じんこう)の多(おお)い地域(ちいき)に集(あつ)まっています。特(とく)に、宮崎市は経済(けいざい)・商業(しょうぎょう)の中心(ちゅうしん)で、多(おお)くの大型店(おおがたてん)や専門店(せんもんてん)があります。

 

最近(さいきん)では、県内各地(けんないかくち)にもショッピングセンターなどの大型店(おおがたてん)が増(ふ)えています。

 

商店街(しょうてんがい)では、人々(ひとびと)がたくさん集(あつ)まり、みんなが楽(たの)しめる街(まち)にするため、歩道(ほどう)をきれいにしたり、祭(まつ)りやコンサートを開(ひら)いたりしています。

 

また、ソフトウェア開発(かいはつ)やコールセンターなどの情報通信関連企業(じょうほうつうしんかんれんきぎょう)も増(ふ)えています。

 

  • 卸売業(おろしうりぎょう)と小売業(こうりぎょう)の数(かず)12,268店(てん)(令和3年)
  • 年間商品販売額(ねんかんしょうひんはんばいがく)2兆(ちょう)7,138億円(おくえん)(令和3年)

 

工業(こうぎょう)

 

宮崎県では、宮崎地区(みやざきちく)、日向・延岡地区(ひゅうが・のべおかちく)、都城地区(みやこのじょうちく)などで、いろいろな製品(せいひん)が作(つく)られています。食(た)べ物(もの)や飲(の)み物(もの)を作(つく)る工場(こうじょう)や化学製品(かがくせいひん)を作(つく)る工場(こうじょう)に加(くわ)え、県外(けんがい)からも航空機(こうくうき)や自動車(じどうしゃ)の部品(ぶひん)、医療用(いりょうよう)の装置(そうち)など精密(せいみつ)な製品(せいひん)を作(つく)る企業(きぎょう)が宮崎県に来(き)ています。

 

これらの企業(きぎょう)ではたくさんの人(ひと)が働(はたら)いていて、宮崎県の工業(こうぎょう)の発展(はってん)に大切(たいせつ)な役割(やくわり)を果(は)たしています。

 

現在(げんざい)、宮崎県の農林水産物(のうりんすいさんぶつ)を活用(かつよう)した食品(しょくひん)を作(つく)る企業(きぎょう)や、医療機器(いりょうきき)を作(つく)る企業(きぎょう)などを増(ふ)やす取り組み(とりくみ)を進(すす)めています。

 

工場(こうじょう)の数(かず)1,300事業所(じぎょうしょ)(令和3年)

 

  • 出荷額(しゅっかがく)1兆(ちょう)6,368億円(おくえん)(令和2年)

 

観光(かんこう)

 

豊(ゆた)かな自然(しぜん)に恵(めぐ)まれ、神話(しんわ)や伝説(でんせつ)にゆかりの深(ふか)い土地(とち)が多(おお)く、県外(けんがい)から年間(ねんかん)約(やく)448万人(まんにん)(令和2年)の方々(かたがた)が宮崎県を訪(おとず)れています。主(おも)な観光地(かんこうち)は、日南海岸(にちなんかいがん)、高千穂(たかちほ)、えびの高原(こうげん)、西都原(さいとばる)、青島(あおしま)、綾(あや)などで、ほかにも魅力的(みりょくてき)な観光地(かんこうち)がたくさんあります。

 

また、県内(けんない)の各地域(かくちいき)で歴史(れきし)や文化(ぶんか)、食(た)べ物(もの)、スポーツキャンプの受け入れ(うけい)れなど、地域(ちいき)の特徴(とくちょう)を生(い)かした魅力(みりょく)ある観光地(かんこうち)づくりが進(すす)められています。

 

さらにたくさんの県内外(けんないがい)の方々(かたがた)や外国人(がいこくじん)観光客(かんこうきゃく)にも来(き)ていただき、宮崎の良(よ)さを知(し)ってもらうため、「宮崎」の魅力(みりょく)をアピールをしたり、「宮崎に来(き)てよかった、また宮崎に来(き)たい!」と感(かん)じてもらえるような「おもてなし日本一(にほんいち)」の宮崎づくりを進(すす)めています。