綾第一発電所

発電所の紹介

綾第一発電所（南機13,000キロワット、北機12,000キロワット）は、昭和31年から実施した綾川総合開発事業の一環として建設されました。綾第一発電所には、綾南ダムの水を流域変更して使用する発電機（南機）と綾北ダムからの水を使用する発電機（北機）の2台が設置されています。
綾南ダム及び綾北ダムは、発電のほか、治水及びかんがい用水の確保を行う多目的ダムで、特に綾北ダムは、全国公営電気事業の中で最初に手がけたアーチ式ダムです。

流域概要図・河川縦断図はこちら（大淀川水系）

発電所の設備の概要

発電所名	綾第一発電所（南機）	綾第一発電所（北機）
所在地	小林市須木下田字下宇都1-132	小林市須木下田字下宇都1-132
水系河川名	大淀川水系 本庄川	大淀川水系 綾北川
発電所形式	ダム水路式	ダム水路式
最大出力	13,000キロワット	12,000キロワット
最大使用水量	毎秒10.0立方メートル	毎秒14.0立方メートル
最大有効落差	151.80メートル	97.60メートル
導水路長	5,574メートル	3,415メートル
水圧鉄管長（管径）	246.7メートル（1.9メートル）	167.1メートル（2.2メートル）
水車形式	立軸フランシス	立軸フランシス
水車最大出力・台数	13,200キロワット1台	12,000キロワット1台
発電機形式・種類	三相交流同期発電機	三相交流同期発電機
発電機容量・台数	15,000キロボルトアンペア1台	13,500キロボルトアンペア1台
主要変圧器形式・種類	屋外用油入自冷式	屋外用油入自冷式
主要変圧器定格容量・台数	14,000キロボルトアンペア1台	13,000キロボルトアンペア1台

 

発電所名	綾第一発電所（綾北ダム発電設備）
所在地	小林市須木柚園国有林102林班
水系河川名	大淀川水系 綾北川
発電所形式	ダム水路式
最大出力	25キロワット
最大使用水量	毎秒0.221立方メートル
最大有効落差	26.5メートル
水車形式	ポンプ逆転水車
水車最大出力・台数	37キロワット1台
発電機形式・種類	三相交流誘導発電機
発電機容量・台数	37キロワット1台

ダムの紹介

名称	綾南ダム	綾北ダム
管理者	宮崎県（河川課）	宮崎県（河川課）
流域面積	101.1平方キロメートル	149.3平方キロメートル
種類	重力式コンクリートダム	アーチ式コンクリートダム
堤高	64.0メートル	75.3メートル
堤頂長	194.205メートル	190.340メートル
費用負担割合	治水41.10パーセント 発電58.90パーセント	治水41.10パーセント 発電58.90パーセント
総貯水容量	38,000,000立方メートル	21,300,000立方メートル
有効貯水容量	33,900,000立方メートル	18,800,000立方メートル
外観

宮崎県（河川課）のダムの詳細についてはこちら