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掲載開始日:2022年1月31日更新日:2024年4月16日
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診療科の診療日と診療時間を教えてほしい。
診療日及び時間は、下記のとおりです。(令和5年4月1日現在)
外来受診に当たって必要なもの(こと)はありますか。
当センターは、初診・再診ともに事前予約が必要です。紹介状のある方は持参ください。
どのような疾患の治療を行なっているのですか。
主な疾患は、脳原性疾患では脳性麻痺、精神運動発達遅滞、神経・筋疾患では、二分脊椎、脊髄性筋萎縮症、筋ジストロフィー、小児整形外科疾患では脚異常、歩容異常、発育性股関節形成不全、外反扁平足、先天性内反足、染色体・遺伝性疾患ではダウン症候群などです。
外来診療ではどのような検査を行なっているのですか。
主な検査として、超音波検査、三次元動作解析装置による歩行分析検査を行います。超音波検査の結果は、主に新生児・乳幼児の股関節診断、発育成股関節形成不全治療時のフォローアップ検査、ボトックス治療における筋繊維質評価などに用います。歩行分析では、歩行可能な障がい児に対して客観的な評価が可能であり、評価の積み重ねにより、手術・装具治療適応の決定や、経過観察によるアドバイスが可能となり、有効に機能しています。
手術を行うのですか。
当センターでは、毎週火曜日を手術日としています。常勤の整形外科医師が3人体制で診療に当たっており、全身麻酔を必要とする時は、宮崎大学医学部麻酔科に麻酔科医師の派遣を依頼します。
センターの利用は初めてなのですが、小児科の受診はできますか。
小児科常勤医師が不在のため、初診の方は受けつけておりません。再診の方のみになります。
小児の発達障がいの診断、治療はできますか。
初めての方は受けつけておりません。
泌尿器科、眼科、歯科は受診できますか。
当センターに入所、通院しておられる心身障がい児(者)の方などを中心に診察しております。
契約入所と入院との違いを教えてください。
当センターは、児童福祉法に基づく医療型障がい児入所施設として、「入所」による療育を行なっています。医療・療育の観点から「入所」が適当と判断された方につきましては、「入院」ではなく「契約入所」をお薦めいたします。なお、入所に当たっては、医師の診断後にお住まいの地域の児童相談所での手続が必要です。
入所の種類について教えてください。
「単独入所」と「親子入所」があります。「単独入所」は、入所が必要と診断された18歳までの肢体不自由児、重症心身障がい児が対象です。「親子入所」は、入所が必要と診断された乳幼児等とその保護者1名です。
単独入所について教えてください。
入所中は、医師・看護師・保育士・セラピスト・栄養士等が連携をとり、充実した日常生活が送れるよう、適切な医療ケアと生活指導を行います。
病棟での集団生活をしながら、整形外科的治療やリハビリテーション・生活支援や学習支援を受けながら、当センターと隣接する宮崎県立清武せいりゅう支援学校に通学して教育を受けることができます。
親子入所について教えてください。
乳幼児等と保護者が一緒に入所して治療やリハビリを受けながら、療育に関する知識や介助の方法を取得でき、退所後の家庭療育が安定して行われるように支援します。個室でお子様と自宅に近い生活ができます。なお、台所・電子レンジ・冷蔵庫・お風呂・トイレは共同での使用となります。また、付添の方は、原則1名です。
入所・入院に当たって必要なものは何ですか。
お持ちいただくもの【例】
日用品 | パジャマ、洋服、パンツ、肌着、靴下(装具のある方はハイソックス)、靴、ハンカチ、タオル、バスタオル、おしぼり、お尻拭き、食事用エプロン、よだれ掛け、帽子、防寒着など |
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洗面用具 | 歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、くしなど |
入所(入院)が決まりましたら、「入所案内」にてご説明いたします。(令和3年12月1日現在)
面会ができる時間帯は?
面会時間は、原則、午後2時から午後8時までです。
単独入所児の学校はどうすれば良いのですか。
当センターと隣接する宮崎県立清武せいりゅう支援学校に通学して教育を受けることができます。
どのような人が利用できるのですか。
利用対象者は肢体不自由児及び重症心身障がい児(者)です。
利用のためには、お住まいの市町村での手続及び当センター医師の診察が必要です。相談室(短期入所担当)もしくは外来看護師にご相談ください。
空き状況を教えてください。
空き状況は直接、相談室にお問い合わせください。来所のほか、電話でも空き状況の確認、予約が可能です。(電話:0985-85-6536)
送迎はありますか。
利用者様の送迎は実施しておりません。
利用中に受けられるサービスの内容は?
利用期間中は、食事、排せつ等日常生活上で必要となる支援を提供します。短期入所を利用の方は、入所児の入浴日(月曜日・水曜日・金曜日)に入浴できます。また、入所児と合同の余暇活動や看護師・支援員との個別活動に参加することができます。祝日等で変更になる場合があります。
利用する日の朝、熱があります。どうしたら良いでしょうか。
熱が37.5度以上ある場合は、 利用を控えていただきます。 来所前の連絡をお願いします。 |
利用する際に、必要な物は何ですか。
衣類、吸引器等普段の生活で必要な物品は基本的に持参していただきます。
一部実費負担により、当センターで提供できる物もあります。(入浴用品やタオル類、吸引チューブ等)
費用はどれくらいかかるのですか。
利用者が負担する金額は、障がい福祉サービス費と実費負担分及び医療費です。
所得等により負担する金額は異なりますので、相談室にお問い合わせください。
リハビリは、どのように行われているのですか?
医師の診断と指示のもとで、セラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、各専門スタッフが、それぞれマンツーマン体制で行われています。
リハビリを受けるまでの流れについて教えてください。
リハビリの流れは、おもに次のとおりです。
リハビリの所要時間はどれくらいですか。
20分から40分程度ですが、お子さまの状態によって変わります。
リハビリの予約の開始時刻及び終了時刻について
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リハビリ予約のキャンセルや変更の方法について教えてください。
完全予約制となっております。体調不良やご都合によるキャンセルや変更は、担当(リハビリスタッフ)が承ります。ご連絡は、予約専用電話番号にお願いします。
一般撮影とは、どんな検査ですか?
エックス線を必要な部位にあてて『カラダ』を通過した情報から病気や骨折の有無などを調べる検査です。
検査部位や診断目的によって異なりますが、胸やお腹を撮影する場合は、息止めの練習をしてから撮影します。
服を着たままで検査できますか?
金属やボタン、湿布、水分を含んだオムツなどは診断の妨げになりますので、撮影する部位(カラダ)からはずしてください。なお、脱衣をお願いする場合があります。脱ぎ着しやすい服装でお越しください。
保護者が妊娠中ですが、こどもの撮影は大丈夫ですか?
事前にお申し出ください。スタッフ対応で検査できます。保護者の方は室外でお待ちいただきます。
先週も撮影されましたが、今日も撮影するのはどうしてですか?
前回撮影した時に比べて、状況が変わっている可能性があります。現在の状況を把握するために撮影を行います。時間が経過してから骨折が見つかることもあります。
また、医療機関により検査に関する内容が異なる場合があります。お申し出の際は、主治医に確認するお時間をいただくことがありますのでご了承ください。
どうして痛くない方も撮影するのですか?
左右を見比べるために撮影する場合があります。
こどもは成人より軟骨成分が多く、情報が得にくいことや、左右対称な部位が多いため、見逃しを減らすために健側との比較を行います。お申し出の際は、主治医に確認するお時間をいただくことがありますのでご了承ください。
多方向撮影をするのはなぜですか?
微小な病気を多方向から撮影する事によって、見つけられる場合があるためです。
被ばくの影響はあるのですか?
カラダに影響が出ないレベルで、使用する放射線量もなるべく低くなるよう検査しておりますので、心配はいりません。
検査中は動いてはいけないのですか?
動いているとぶれた画像となり、病気を見つける事が難しくなります。撮影中はなるべく動かないでいただく事が大切です。
検査1回でどれくらいの被ばくをするのですか?
撮影時に測定できないので正確な値は分かりません。おおよその値をお示しすることは可能です。個別にご相談ください。
食事の開始時間を教えてください
朝食は7時25分、昼食12時10分、夕食18時(介助が必要で時間を要する場合は17時30分)です。(おやつ14時30分)
食事の料金を教えてください。
食事療養費の自己負担分は医療費助成の対象外ですので、費用が発生します。契約入所か一般入院か、一般入院の場合は非課税世帯などで料金が変わります。会計窓口でご確認ください。
付き添い食について教えてください
申し込みのあった方に保温食器を用いて”付き添い食”を提供しています。好き嫌いやアレルギーの対応、量の調整は行いませんが、牛乳が飲めない場合はヨーグルトへの変更は行います。(付き添い者1名分の提供)料金は朝食300円、昼食・夕食各500円です。1食毎の申し込みが可能です。外来でご相談ください。(令和3年4月1日現在)
アレルギー対応について
ご自宅での除去状況を個別に確認して対応します。
使っているとろみ調整食品を教えてください
主に(1)主食用、(2)おかず用、(3)水分用の3つに分けて使用しています。
ペースト食の作り方を教えてください。
基本的には、皆と同じ料理をブレンダーし、ざるでこしたものに、とろみ調整食品を加えて完成です。料理によって、加える水分やとろみ調整食品の分量や種類が違ってきます。
きざみ食の作り方を教えてください。
料理をフードカッターにかけた後、肉や魚料理は20~40%(料理の)程度の水分を加え、1%(料理+水分の)程度のとろみ調整食品を加えます。こうすることで、離水せず、口の中でばらけないきざみ食ができます。
胃瘻から注入する食事の作り方を教えてください
ペースト食と同じです。当センターでは、口から食べるものと同じ料理を胃瘻から注入しています。
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県立こども療育センター
〒889-1601 宮崎市清武町木原4257の8
電話:0985-85-6500
ファクス:0985-85-6501