掲載開始日:2022年1月27日更新日:2024年3月1日

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診療等について

診療科目

  • 当センターでは、下記の5つの診療科を開設しています。
  • 全診療科とも外来受診は、完全予約制です。

 

診療

科目

担当医 診療日 診療時間
午前 午後

整形

外科

  • 川野
  • 梅﨑
  • 福嶋
月曜日

8時45分~

12時00分

13時15分~

17時15分

火曜日
  • 手術日
水曜日
  • 検査・巡回療育相談

 

木曜日

8時45分~12時00分

金曜日

8時45分

12時00分

リハ

ビリ

 

月曜日~

金曜日

8時45分~12時

13時15分~17時15分

小児科

再診

のみ

宮崎大学医学部非常勤医師

月曜日・木曜日

10時00分~

12時00分

13時15分~

15時

歯科

宮崎大学医学部非常勤医師

第2・4

水曜日

14時~

第1・2・4

金曜日

14時~

泌尿

器科

宮崎大学医学部非常勤医師

第1・3

木曜日

 

15時~
眼科 宮崎大学医学部非常勤医師

第3

金曜日

 

14時~

【令和5年4月1日現在】

  • 土曜日、日曜日、祝日及び年末年始は休診です。
  • 医師の出張や学会、その他の都合により休診となる場合があります。
  • 初診の場合は事前に電話にて予約をお願いします。
  • 義肢装具製作所の方は、整形外科の診療時間に合わせて来所されます。

 

診療日4.4.1

 

 

 

各診療科ご案内

整形外科

1.スタッフ

整形外科は常勤3人体制で診療にあたっています。また、宮崎大学医学部附属病院新臨床研修制度から地域医療枠として、研修医1人当たり1か月間の臨床研修を受け入れています。【令和3年4年1日現在】

2.外来

ロビー

整形外科の外来診療時間は、毎週月曜日(午前・午後)、木曜日(午前)、金曜日(午前)の時間予約制で行なっています。初診では、まず電話での聞き取りを行い、初診時からリハビリの介入が必要と医師が判断した場合は、初診時から医師とリハビリテーションセラピストによる診察を行うなど、総合的な治療・リハビリ計画を進めています。平成22年度より実施しておりスムーズにリハビリを開始できることなどから初診者の満足度も高く今後も継続していく予定です。【令和3年4年1日現在】

3.おもな対象疾患

小児整形外科疾患では、先天性股関節脱臼、先天性内反足、斜頸、ペルテス病、脚異常など、神経・筋疾患では、脳性麻痺、運動発達遅滞、筋ジストロフィー、二分脊椎など、骨系統疾患では、骨形成不全、多発関節拘縮症、軟骨無形成症、多発性骨端異形成症などに関する専門的な治療やリハビリテーションを行なっています。
外来診療における主な検査として、レントゲン検査に加え、超音波検査、三次元動作解析装置による歩行分析検査を行なっています。超音波検査は、主に新生児・乳幼児の股関節診断、発育性股関節形成不全治療時のフォローアップ検査、ボトックス治療における下肢注射施行、ボトックス治療における筋繊維質評価などに用いています。歩行分析では、歩行可能な障がい児に対して客観的な評価が可能であり、評価の積み重ねにより、手術・装具治療適応の決定や、経過観察による生活上のアドバイスが可能となり、有効に機能しています。

4.手術および治療

手術室

当センターでは、毎週火曜日を手術日としています。ほとんどの症例が全身麻酔を必要とし、宮崎大学医学部麻酔科に麻酔科医師の派遣を依頼して行なっています。また、重症児で術後集中治療が必要な症例や、形成外科的治療が必要な場合は宮崎大学医学部附属病院、県立延岡病院及び江南病院にて手術を行なっています。
内訳は、脳性麻痺の症例が最も多く、術式は主に筋解離術で、その部位の多くは股関節周囲です。次いで、先天性内反足の症例、発育性股関節形成不全の症例等です。脳性麻痺に対しては選択的筋解離術、骨盤骨切り術や大腿骨骨切り術を行なっており、加えて痺性斜頸、上下肢痺縮に対して、ボツリヌス毒素療法を行なっています。先天性股関節脱臼に関しては、RB装具治療、オーバーヘッド牽引治療などの保存的治療や観血的整復術、遺残性亜脱臼に対する骨盤骨切り術、大腿骨骨切り術などを当センターのプロコトールに沿って治療しています。先天性内反足に対してはPonseti法を採用し矯正ギプス治療を行なっています。症候性内反足や遺残した変形に対しては、アキレス腱延長術や後内方解離術などの手術を行なっています。その他、ペルテス病に対する装具療法や外科的治療、脚長差に対する創外固定器を用いた脚延長術、二分脊髄の下肢変形に対する脚移行術など、小児整形外科に関する疾患に関して専門的な治療を行なっています。

小児科

1.外来

ロビー2

小児科外来は、発達に関する相談を行なっています。主な疾患は、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、学習障がい、高次脳機能障害などです。また、これまで整形外科にかかっていた肢体不自由児や重症心身障がい児の方で、呼吸や嚥下の相談に来られるお子さんにも対応しています。「気管切開をするとどうなるの」「胃瘻にしたら生活はどう変わるの」など日常生活に関わる療育的な相談を行なっています。なお、外来診療は予約制となっております。電話でのご予約をお願いします。

予約変更の受付は、午後からとなっております。

歯科、泌尿器科、眼科

各科ともに、宮崎大学医学部附属病院からの医師派遣により、重複障がい児の診察・治療にあたっています。

巡回療育相談

在宅支援訪問療育等指導事業として、地域で暮らす障がい児及びその保護者などを対象に身近な場所で療育相談や指導が受けられるよう、医師・看護師・セラピスト等で構成するチームによる県内各地を訪問しています。県内7地域(日南・都城・小林・日向・延岡・高千穂・児湯)に分け、それぞれの地域の保健所や市町村、支援学校と連携し療育相談を行い、当センターの受診、親子入所の相談や地域の社会資源(医療機関、保育園、学校等)の情報などを提供し、療育の援助としています。

お問い合わせ

県立こども療育センター  

〒889-1601 宮崎市清武町木原4257の8

ファクス:0985-85-6501

メールアドレス:kodomoryoiku-c@pref.miyazaki.lg.jp