宮崎県の小売物価統計調査（構造編）平成30年分結果（消費者物価地域差指数）

• 宮崎県の小売物価統計調査（構造編）平成30年分結果（店舗形態の違いによる価格差）

1消費者物価地域差指数

消費者物価地域差指数は、世帯が購入する各種の財及サービスの価格を総合した物価水準の地域間の差を指数値で表したものです。

• 消費者物価地域差指数の作成方法（PDF：294KB）

(1)都道府県別の物価水準

宮崎県の平成30年平均消費者物価地域差指数（全国平均=100）の「総合」は96.0となり、47都道府県で、最も低い県となった。

なお、最も高いのは東京都の104.4で、宮崎県と比べ8.8%高くなっている。

(2)10大費目別の物価水準

宮崎県の全国平均より低い要因を10大費目別に寄与度でみると、「食料」（-1.13）が最も大きな要因となっている。次いで「住居」（-0.99）、「教養娯楽」（-0.81）などとなっている。

また、全国と比較すると、10大費目のうち9費目で全国平均を下回っているが、「家具・家事用品」は全国平均を上回っている。

10大費目		宮崎県				東京都
		指数	寄与度	指数の 全国順位	全国平均との差 （ポイント）	指数	寄与度	指数の 全国順位
総合		96.0		47位	-4.0	104.4		1位
食料		96.3	-1.13	44位	-3.7	103.1	0.97	3位
住居		86.7	-0.99	33位タイ	-13.3	133.0	2.21	1位
光熱・水道		99.4	-0.04	33位	-0.6	94.8	-0.43	44位
家具・家事用品		102.7	0.11	6位	2.7	103.9	0.16	4位
被服及び履物		94.1	-0.27	44位	-5.9	99.6	-0.02	29位タイ
保健医療		99.2	-0.04	34位タイ	-0.8	101.3	0.07	6位タイ
交通・通信		97.8	-0.41	36位タイ	-2.2	104.7	0.72	1位
教育		91.0	-0.30	35位	-9.0	106.0	0.29	9位
教養娯楽		92.7	-0.81	45位	-7.3	103.8	0.46	3位
諸雑費		97.6	-0.17	42位	-2.4	100.2	0.01	20位タイ
（参考） 家賃を除く総合		96.9		46位	-3.1	102.7		2位

(3)平成29年分結果との比較

宮崎県の「総合」を比較すると、平成29年は96.4、平成30年は96.0となり、ともに全国平均（=100）以下となった。

なお、最も物価水準が高いのは、平成29年、平成30年とともに東京都で、それぞれ104.4となっている。一方、最も物価水準が低いのは、平成29年が群馬県で96.2、平成30年が宮崎県で、96.0となっている。

(4)都市別(注)の物価水準

宮崎市の消費者物価地域差指数は96.8となり、前橋市（96.4）、奈良市(96.7)に次いで3番目に物価水準の低い都市となった。なお、最も高いのは川崎市で105.4となっている。

（注意）都道府県庁所在市（東京都については東京都区部）及び政令指定都市（川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市）を指す。

• 別表110大費目別消費者物価地域差指数（都道府県／降順）（エクセル：45KB）
• 別表110大費目別消費者物価地域差指数（都道府県／降順）（PDF：276KB）
• 別表2「総合」の平成29年結果と平成30年結果の比較（都道府県／降順）（エクセル：37KB）
• 別表2「総合」の平成29年結果と平成30年結果の比較（都道府県／降順）（PDF：132KB）
• 別表3都市別消費者物価地域差指数（都道府県庁所在市・政令指定都市／降順）（エクセル：27KB）
• 別表3都市別消費者物価地域差指数（都道府県庁所在市・政令指定都市／降順）（PDF：140KB）