掲載開始日:2000年2月1日更新日:2024年12月2日
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(1)本県の総農家数は、56,195戸、前回調査(平成7年)より5,671戸(9.2%減)の減少。うち、販売農家が大きく減少(12.6%減)。
総農家61,866戸(平7)→56,195戸(平12)(△9.2%)
(販売農家)48,054戸→42,006戸(△12.6%)
(自給的農家)13,812戸→14,189戸(2.7%)
農家数減少率(全国△9.4%)
(2)経営耕地規模別農家数は、経営耕地面積3haを境に2極化の傾向
販売農家の中で経営耕地面積3ha未満の各階層はいずれも経営耕地規模縮小により減少した。一方、3ha以上の階層では農地の規模拡大が進んだ農家が増加した。
0.3~3.0ha(△14.1%)
3.0ha以上(11.8%)
(3)65歳未満の農業専従者がいる農家が大幅に減少。
販売農家の中で農業専従者がいる農家は、25,788戸(△4,053戸、△13.6%)、農業専従者がいない農家が16,218戸(△1,995戸、△11.0%)で、農業専従者がいる農家のうち65歳未満の農業専従者のいる農家は24.7%の大幅な減少となった。
注意:農業専従者(農業に年間150日以上従事した者)
(4)本県の農業就業人口(主に農業に従事した人)は、77,916人で前回に比べ8,294人(9.6%)の減少。農業就業人口は、男女とも減少しているが女性の減少率が大きい。
男36,916人(△2,703人、6.8%)
女41,000人(△5,591人、12.0%)
(5)販売農家のうち農業後継者のいる農家は55.6%。
販売農家の中で15歳以上の農業後継者がいる農家は23,376戸、販売農家に占める割合は55.6%となった。一方、農業後継者がいない農家は18,630戸でその割合は、44.4%となった。
(6)耕作放棄地が前回より699ha、30.9%の増加。
総農家の中で耕作放棄地のある農家は、前回より3,719戸増の13,079戸で39.7%の増加となった。また、耕作放棄地面積は前回より699ha増の2,959haで30.9%の増加となった。このうち、田が農家数及び面積とも大幅に増加している。それぞれの増加率は全国の増加率より高くなっている。
耕作放棄地のある農家の増加率(宮崎県39.7%・全国33.6%)
耕作放棄地面積の増加率(宮崎県30.9%・全国29.8%)
総合政策部統計調査課
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