掲載開始日:2019年3月11日更新日:2019年3月11日

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美しい宮崎づくり推進条例

しい宮崎づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進し、県民の心豊かな暮らし及び活力ある地域社会の実現に寄与することを目的とした、「美しい宮崎づくり推進条例」を制定しました!

(写真:日向市金ヶ浜)地域の皆さまと行政が一体となった取組により美しい景観がよみがえりました!

なぜ今、美しい宮崎に取り組むの?

本県の特性

たちが暮らす宮崎県は、緑豊かな山々や清らかな河川など雄大で美しい自然に恵まれ、神話の舞台として多くの伝説や史跡を有しています。その中で先人の方々は、気候風土に根ざした暮らしの積み重ねにより地域固有の景観を育み、もてなしの心を持って磨き上げてきました。

現状と課題

かし、本格的な人口減少の時代を迎え、これまで守られてきた景観が損なわれようとしています。一方で、私たちの暮らしを心豊かなものにするため、また、国内外から訪れる方々を温かくもてなすため、これまで以上に美しい景観による魅力的な地域づくりが求められています。

条例制定の意義

のようなことから、皆さまと力を合わせて美しい宮崎づくりを進め、世界に誇ることのできる美しい郷土を将来の世代に引き継いでいくことを目指し、「美しい宮崎づくり推進条例」を制定しました。

美しい宮崎づくりとは?

「美しい宮崎づくり」とは、豊かな自然景観や農山漁村景観など、地域の素晴らしい景観を守り、創り出し、それらの景観を生かしながら取り組む「魅力ある地域づくり」です。

基本理念

例にはみんなが共通認識を持って「美しい宮崎づくり」に取り組んでいけるよう、次のような思いを込めた基本理念を定めています。

  1. 私たちや子どもたちのため
  2. 地域への愛着と誇りを育むように
  3. 訪れる人々へのもてなしの心を持って
  4. 一人ひとりが今できることに
  5. みんなの力を合わせて取り組もう!

責務・役割

しい宮崎づくりに関し、県の責務並びに市町村、県民及び事業者の役割を下記のとおり定めました。

県の責務

  • 基本的かつ総合的な施策の策定及び推進
  • 市町村の施策に対する協力及び支援
  • 県民等の主体的かつ積極的な取組の促進
  • 市町村、県民等との連携体制づくり

市町村の役割

  • 景観行政を主体的に担う者として、県、県民及び事業者と連携し、地域の特性を生かした施策を推進

県民の役割

  • 日々の暮らしが地域の景観の形成に深い関わりを持つことを認識し、自ら進んで美しい宮崎づくりに努める
  • 地域社会の一員として、地域で行われる取組に参加するよう努める

事業者の役割

  • 事業活動が地域の景観の形成に深い関わりを持つことを認識し、事業活動を行うに当たっては、周辺の景観に十分配慮するよう努める
  • 地域社会の一員として、地域で行われる取組に参加するよう努める

みんなで力を合わせて「美しい宮崎づくり」に取り組みましょう!

美しい宮崎づくりを推進するための5つの施策等

例では、美しい宮崎づくりを推進するため、次のような施策等に取り組むこととしています。

1進計画の策定と推進体制の整備

しい宮崎づくりを計画的に推進するための推進計画の策定や、推進体制の整備を行います。

2域の特性を生かした景観の保全及び創出

域の特性を生かした景観の保全及び創出を推進するため、市町村や県民・事業者の皆様と連携して、次のような施策に取り組むこととしています。

  1. 自然景観の保全及び創出
  2. 農山村景観の保全及び創出
  3. 歴史的景観及び文化的景観の保全及び創出
  4. 潤いと安らぎのあるまちなみ景観の保全及び創出
  5. 広域的景観の保全及び創出

代表的な事例

森林の整備

どんぐりの森づくり(都城市)

歴史的建造物の保全又は修復

飫肥の町並み(日南市)

緑化の推進

オープンガーデン(宮崎市)

の他の活動事例については、こちらをご覧ください。活動事例1(PDF:350KB)

3観を資源として活用するための環境づくり

良好な景観が地域の資源として活用されるよう、市町村や県民・事業者の皆様と連携して、次のような施策に取り組むこととしています。

  1. 視点場の整備等
  2. 沿道沿線等の整備等
  3. もてなしと賑わいの空間づくり等
  4. 景観阻害要因の改善
  5. 積極的な情報発信

代表的な事例

視点場周辺の樹木の伐採

南郷城跡(日南市)

沿道景観の保全又は創出

宮崎空港線(宮崎市)

交流の場づくり

オープンカフェ(日南市)

の他の活動事例については、こちらをご覧ください。活動事例2(PDF:327KB)

4共事業に係る良好な景観の形成

公共事業により整備される施設が周辺の景観に大きな影響を及ぼすことを踏まえ、良好な景観の形成のための指針(公共事業景観形成指針)を定め、市町村や県民・事業者の皆様と連携して景観に配慮した公共事業を推進します。

代表的な事例

景観と調和させた護岸の整備

平和台公園(宮崎市)

案内サインの統一

日向市駅(日向市)

街路樹の適正な管理

楠並木通り(宮崎市)

の他の活動事例については、こちらをご覧ください。活動事例3(PDF:427KB)

5しい宮崎づくりを推進するための担い手の育成

民や事業者の皆様の積極的な参加による美しい宮崎づくりを推進するため、市町村や県民・事業者の皆様と連携して、次のような施策に取り組むこととしています。

  1. 普及啓発等
  2. 人材の育成
  3. 美しい宮崎づくり活動団体の登録等
  4. 景観形成促進機構の指定等
  5. 美しい宮崎づくり推進強化月間
  6. 表彰

代表的な事例

学習の機会の提供

景観教室

専門家による助言指導

アドバイザーの派遣

団体間の交流機会の創出

意見交換会

の他の活動事例については、こちらをご覧ください。活動事例4(PDF:290KB)

ドバイザー派遣については、こちらをご覧ください。アドバイザー制度について

みんなで伝えよう!おもてなしの気持ち。

高速道路の整備や大型クルーズ船の寄港等による交流圏域の拡大や、今後、開催が予定されている2020年東京オリンピック・パラリンピック、国民文化祭みやざき2020(仮称)、2026年宮崎国体・全国障がい者スポーツ大会は、本県の魅力を国内外に発信する絶好の機会でもあります。

みんなで力をあわせて"美しい宮崎づくり"に取り組み、訪れる方々をおもてなししましょう。

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お問い合わせ

県土整備部美しい宮崎づくり推進室美しい宮崎づくり推進担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-32-4456

メールアドレス:utukushii@pref.miyazaki.lg.jp