• 1類感染症：報告なし。
• 2類感染症：結核4例。
• 3類感染症：報告なし。
• 4類感染症：報告なし。
• 5類感染症：報告なし。

( 　 )内は今週届出分、再掲

定点医療機関からの報告総数は584人（定点当たり18.5）で、前週比102％とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と水痘で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナであった。

【流行性耳下腺炎】
報告数は88人(2.4)で、前週比110％と増加した。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.75)の約3.2倍であった。日向(7.5)、高千穂(7.0)、延岡(3.5)保健所からの報告が多く、年齢別は4〜6歳が全体の約6割を占めた。

【伝染性紅斑】
報告数は33人(0.92)で、前週比100％と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.35)の約2.6倍であった。日南(2.7)、高鍋(2.5)、小林(1.3)保健所からの報告が多く、年齢別は3〜5歳が全体の約6割を占めた。

＊過去5年間の当該週、前週、後週（計15週）の平均値

○マイコプラズマ肺炎：高鍋(2例)、日南(1例)保健所から報告があった。0〜4歳が1例、5〜9歳が2例であった。

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比80％と減少した。前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザであった。減少した主な疾患は感染性胃腸炎とヘルパンギーナであった。

流行性耳下腺炎の報告数は3,202人(1.1)で前週比90％と減少した。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.45)の約2.3倍であった。熊本県(2.4)、富山県、鹿児島県(各2.3)からの報告が多く、年齢別では4〜6歳が全体の約半数を占めた。

マイコプラズマ肺炎の報告数は436人(0.93)で前週比100％とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.56)の約1.7倍であった。福岡県(2.8)、岐阜県(2.6)、香川県（2.0）からの報告が多く、年齢別では10歳未満が全体の約7割を占めた。

＊ 過去5年間の当該週、前週、後週（計15週）の平均値

こちらから、宮崎県感染症週報のPDFファイルがダウンロードできます。

宮崎県感染症週報2016年第33号（PDFファイル / 491KB）

宮崎県内の患者発生状況（定点把握対象疾患（週報）（PDFファイル / 301KB）

上記のファイルはPDFファイルです。
ADOBE READER をダウンロードしてご覧ください。