伝染性紅斑(りんご病)が流行警報レベル開始基準値を超えました。(6月16日〜6月22日)
伝染性紅斑(りんご病)の定点当たり報告数が流行警報レベル開始基準値を超えました。年齢別では、3歳から7歳が全体の約8割を占めています。
患者の咳などの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、触れたりすることで感染します。10〜20日の潜伏期間の後、頬がりんごのように赤くなり手足に網目状の発疹が現れます。発疹が現れる7〜10日くらい前に風邪のような症状がでることが多く、発疹が出る頃には感染力は弱くなっています。子どもに多い病気ですが、大人もかかることがあります。
特に、妊婦が感染すると流産や胎児の異常が生じる可能性があります。風邪のような症状の人との接触はできるだけ控え、こまめな手洗いや咳エチケットなどで予防しましょう。