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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和7年第25週号

伝染性紅斑(りんご病)が流行警報レベル開始基準値を超えました。(6月16日〜6月22日)

伝染性紅斑(りんご病)の定点当たり報告数が流行警報レベル開始基準値を超えました。年齢別では、3歳から7歳が全体の約8割を占めています。

患者の咳などの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、触れたりすることで感染します。10〜20日の潜伏期間の後、頬がりんごのように赤くなり手足に網目状の発疹が現れます。発疹が現れる7〜10日くらい前に風邪のような症状がでることが多く、発疹が出る頃には感染力は弱くなっています。子どもに多い病気ですが、大人もかかることがあります。

特に、妊婦が感染すると流産や胎児の異常が生じる可能性があります。風邪のような症状の人との接触はできるだけ控え、こまめな手洗いや咳エチケットなどで予防しましょう。


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