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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年5号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(2月1日〜7日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が3週連続で増加しています。特に国富町や日南市周辺で流行しており、年齢別では1歳〜3歳の子どもが全体の約4割を占めています。冬はノロウイルスやロタウイルスが原因のことが多く、県内でも子どもからロタウイルスが検出されています。今後も流行が続くことが予想されますので、感染予防に努めましょう。

感染しても症状が出ない場合がありますので、日頃からこまめな手洗いを心がけることが重要です。帰宅時、調理や食事の前、トイレの後やおむつの処理後は必ず石けんと流水を用いて手を洗い、タオルの共用はさけましょう。ドアノブや照明のスイッチ等は定期的に消毒するようにしましょう。ノロウイルスにはアルコール消毒剤が効きにくいので、塩素系漂白剤を薄めて使用するようにしましょう。

ロタウイルスは1歳前後の子どもが感染しやすいため、ワクチン接種を検討するようにしましょう。任意接種で生後6週から受けることができます。

 

 


宮崎県衛生環境研究所
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