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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年11号

ワクチン接種歴の確認をしましょう。(3月14日〜3月20日)

侵襲性肺炎球菌感染症が1例発生しました。肺炎球菌は小児の鼻の中等にいる菌で、免疫力の低い小児や高齢者で中耳炎や肺炎の原因になることがあります。

感染予防にはワクチンの接種が有効です。肺炎球菌ワクチンは、2013年11月から定期接種に導入されました。生後2か月から5歳までの間に4回接種します。母子手帳でワクチン接種歴を確認しましょう。

インフルエンザが引きつづき流行しています。10歳未満の子どもからの報告が全体の約6割を占めています。特に、宮崎市や、国富町、日南市周辺で流行しているようです。インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみをした際の、小さな水滴(飛沫)による感染です。飛沫をあびないようすれば感染する機会は大きく減少します。くしゃみや咳があるときはマスクを着用するように心がけましょう。くしゃみを手で受け止めたときには、すぐに石けんと流水を用いて手を洗いましょう。人混みをさけ、外出の時間をできるかぎり減らすようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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