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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年24号

手足口病、ヘルパンギーナが増加、おたふく風邪も継続して流行しています。

手足口病、ヘルパンギーナの報告数が増加傾向にあり、3歳以下の子どもからの報告が多くを占めています。

どちらも、咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、便等に含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。予防するには、これらの感染経路を遮断することが重要です。咳やくしゃみ等の症状があるときにはマスクを着用し、マスクがない場合にはティッシュで口元をおさえましょう。また、トイレの後やおむつの処理をした後、帰宅時や調理や食事の前は、必ず流水と石けんで手を洗いましょう。爪の隙間は特にウイルスが残りやすいため、爪は短く切っておきましょう。

また、冬から流行しているおたふく風邪が継続して流行中です。咳やくしゃみなどのしぶきを吸い込むことで感染し、2〜3週間の潜伏期を経て、発熱や耳周辺の痛みを伴う腫れなどの症状が現れます。ワクチン接種が有効な予防法ですが、こまめな手洗い、うがい、タオル等の共用を避ける、マスクの着用なども大切です。


宮崎県衛生環境研究所
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