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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年26号

ヘルパンギーナ、マイコプラズマ肺炎の報告が増加しています。(6月27日〜7月3日)

ヘルパンギーナの報告数が6週連続で増加しています。日南市、高鍋町、国富町周辺で流行しており、2歳以下の子どもからの報告が多いようです。

ヘルパンギーナは、咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、便等に含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。 突然の高熱や口の中やのどに水ぶくれなどの炎症症状がみられ、食べ物や飲み物を摂取する際に痛みを伴うことがあります。ワクチンや有効な抗ウイルス薬はないため、感染予防には手洗いが重要です。手洗いは20秒以上時間をかけて行うと効果的といわれています。石けんをしっかり泡立て、爪の根元や指の間、手のひらのしわまで洗うように心がけましょう。

また、県内でマイコプラズマ肺炎の報告が13例ありました。今年は例年より報告数が多くなっています。こまめな手洗いを心がけ、咳やくしゃみ等の症状があるときにはマスクを着用し、マスクがない場合にはティッシュやハンカチで口元をおさえる等して感染予防に努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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