RSウイルス感染症に注意しましょう。(9月12日〜9月18日)
RSウイルス感染症の報告数が4週連続で増加しています。特に1歳児からの報告が多く、全体の約4割を占めています。地域別では延岡市、日向市周辺からの報告数が多くなっています。県内では例年9月中旬に流行のピークを迎えますので感染予防に努めましょう。
RSウイルス感染症は、発熱、鼻水などの軽い風邪症状ですむ場合もあれば、気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。特に1歳未満の乳幼児が初めて感染した場合、呼吸が苦しくなることがあるため、ぜーぜー、ヒューヒュー等の喘息のような呼吸をするときは、すぐに医療機関に相談しましょう。
また、RSウイルスは、患者さんの咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、ウイルスがついている手指やドアノブ、おもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染します。予防には手洗いとうがいが有効です。手洗いは石けんをよく泡立て、30秒以上かけて行い、手洗い後はしっかり流水で洗い流しましょう。