所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年37号

RSウイルス感染症に注意しましょう。(9月12日〜9月18日)

RSウイルス感染症の報告数が4週連続で増加しています。特に1歳児からの報告が多く、全体の約4割を占めています。地域別では延岡市、日向市周辺からの報告数が多くなっています。県内では例年9月中旬に流行のピークを迎えますので感染予防に努めましょう。

RSウイルス感染症は、発熱、鼻水などの軽い風邪症状ですむ場合もあれば、気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。特に1歳未満の乳幼児が初めて感染した場合、呼吸が苦しくなることがあるため、ぜーぜー、ヒューヒュー等の喘息のような呼吸をするときは、すぐに医療機関に相談しましょう。

また、RSウイルスは、患者さんの咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、ウイルスがついている手指やドアノブ、おもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染します。予防には手洗いとうがいが有効です。手洗いは石けんをよく泡立て、30秒以上かけて行い、手洗い後はしっかり流水で洗い流しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930