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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2016年45号

風しんの予防接種はおすみですか?(11月7日〜11月13日)

県内で風しんの報告が1例ありました。2014年10月以来の報告です。

風しんは、患者さんの咳やくしゃみのしぶきや、唾液に含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着したものを介して感染します。感染すると発疹、発熱、リンパ節が腫れるなどの症状が現れますが、症状がはっきり出ない人もいるといわれています。このため、感染したことに気づかず他の人にうつしてしまうことがあります。特に妊婦さんが感染すると、おなかの赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障、精神や体の成長の遅れ等(先天性風しん症候群)を引き起こすことがあります。

風しんは予防接種で予防することができます。風しんに感染したことがない、予防接種を受けたことがない、またはどちらも不明な方は、早めに予防接種を検討しましょう。

妊婦さんは予防接種を受けることができないので、周囲が予防接種を受け妊婦さんにうつさないようにしましょう。定期予防接種の対象者は、1歳児と小学校就学前の年長児ですので、必ず対象期間内に接種を済ませましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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