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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年3号

インフルエンザが警報レベルを超えました。(1月16日〜1月22日)

県内のインフルエンザの報告数が前週の約2.5倍に増加し、定点当たり報告数が42.5と流行警報レベル(30.0)を超えました。流行警報レベルを超えるのは前年より3週間ほど早く、県内全域に流行が広がっています。今後もこの状態が続くことが予想されますので、感染予防に努めましょう。

インフルエンザの感染を予防するためには、帰宅時や食事の前に石けんを用いて手を洗うことや、バランスの良い食事と十分な休養を心がけることが重要です。また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50〜60%)を保つこともインフルエンザ予防に効果的です。体調がすぐれないときはできる限り外出を避けましょう。やむをえず外出する場合には、マスクを着用し人混みを極力さけるよう心がけましょう。

また、ロタウイルスが原因の感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告がありました。例年冬から春にかけて流行します。ワクチン接種が効果的な感染症ですので、かかりつけ医にご相談ください。


宮崎県衛生環境研究所
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