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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年5号

インフルエンザの流行が継続しています。(1月30日〜2月5日)

インフルエンザが先週に引き続き県内全域で流行しており、年齢別では10歳未満の子どもが全体の約半数を占めています。こどもや高齢者では脳症や肺炎などの合併症を引き起こし、重症化することがあるので注意が必要です。しばらくは流行が続くと予想されますので、手洗いうがいや咳エチケットなどの感染予防に努めましょう。

インフルエンザはウイルスが含まれる咳やくしゃみのしぶきを吸い込むことにより感染します。1〜3日の潜伏期間を経て、38度以上の発熱、関節痛、筋肉痛などの全身症状、咳などの呼吸器症状が現れます。インフルエンザが疑われる場合は、周囲に感染を広めないようにマスクをして早めに医療機関を受診しましょう。症状が現れてから48時間以内であれば抗インフルエンザ薬が有効とされています。治療については主治医に確認しましょう。また、家では安静にして休養をとり、脱水を防ぐために水分を十分に補給しましょう。人混みや繁華街への外出は控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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