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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年6号

予防接種歴の確認をしましょう。(2月6日〜2月12日)

予防接種は感染症の発症を予防したり、症状を軽くする効果が期待できます。定期の予防接種は公費負担(無料)で受けることができますが、対象年齢が決まっており、過ぎてしまうと任意接種(自己負担)になります。麻しんや風しんといった感染症の予防には予防接種が効果的です。

麻しんは、感染すると、発熱、鼻汁、咳などの症状の後に、39度以上の高熱と発疹がみられ、ときに合併症として脳炎をおこすこともあります。また、風しんも感染すると、発疹、発熱などの症状があらわれ、関節痛や脳炎などの合併症を起こすことがあります。妊娠早期に感染すると、赤ちゃんに白内障や難聴、心疾患等の障害を引き起こす場合もあります。

麻しん・風しんの予防接種は1歳児と小学校就学前の1年間の2回接種です。1回の接種では十分な免疫がつかないため、必ず2回受けましょう。母子健康手帳で接種歴を確認し、4月からの入園・入学に備えて必要な予防接種を済ませ病気を未然に防ぎましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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