インフルエンザと感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(2月20日〜2月26日)
インフルエンザの報告数は減少していますが、県内ではAH3型に加え、B型が検出されています。一度感染しても別の型のインフルエンザウイルスに再度感染する場合もありますので、注意が必要です。引き続き、咳エチケットを心がけ、手洗い・うがいをこまめに行いましょう。また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなりますので、乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50〜60%)を保ちましょう。
ロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告も続いています。例年冬から春にかけて流行しますので、今後もこまめな手洗いなど感染予防に努めましょう。今年に入ってからの年齢別では、5歳未満の子どもが全体の約8割を占めています。感染すると、1〜2日の潜伏期間を経て激しい下痢、嘔吐、発熱等の症状がみられます。脱水症にならないよう、こまめに水分補給を行いましょう。また、ワクチンが有効な感染症です。生後6週から受けることができますので、かかりつけ医にご相談ください。