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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年9号

インフルエンザと咽頭結膜熱(プール熱)に注意しましょう。(2月27日〜3月5日)

インフルエンザの報告数は減少していますが、流行は継続しています。年齢別では10歳未満の子どもが全体の約半数を占めています。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では脳症や肺炎を併発することがあるため注意が必要です。引き続き、手洗いや咳エチケット等の感染予防を徹底しましょう。また、インフルエンザが疑われる場合は、周囲に感染を広めないようにマスクをして早めに医療機関を受診しましょう。症状が現れてから48時間以内であれば抗インフルエンザ薬が有効とされています。治療については主治医に確認しましょう。

咽頭結膜熱(プール熱)の報告が増加しており、日南市及び高千穂町周辺では流行警報レベルを超えています。1〜3歳の子どもが全体の約8割をしめていますので、小さな子どもがいる家庭では注意しましょう。原因となるウイルスは、感染した人のくしゃみや咳のしぶき、唾液などが手やタオルを介して感染します。有効な治療薬がないため、予防が大切です。こまめに流水と石けんで手洗い、うがいをしましょう。また、タオルの共用はさけましょう。


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