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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年20号

麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか?(5月15日〜5月21日)

県内において麻しん(はしか)の患者が1例報告されました。

この方は、5月17日に宮崎空港を利用されています。5月17日13時〜15時に宮崎空港を利用された方で、発熱、発疹のある方は、受診前に医療機関または保健所へ必ず連絡ください。

麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気感染などにより感染し、免疫を持っていない人はほぼ100%発症します。

麻しんに感染すると、約10日の潜伏期間を経て、38度程度の発熱や咳、鼻水などの風邪症状が現れ、その後2〜3日症状が続き、39度以上の高熱と発疹が出現します。

麻しんは予防接種で防ぐことのできる感染症ですが、1回の接種では免疫が十分つかないこともあるため、必ず2回接種しましょう。定期予防接種の対象は、1歳児と小学校入学前の年長児ですので、母子健康手帳などで確認し、未接種の場合は早めに接種しましょう。定期接種以外は自費での接種になりますが、海外に渡航する場合は、渡航2週間前までには接種を済まされるようお願いします。


宮崎県衛生環境研究所
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