夏の感染症に注意しましょう。(6月19日〜6月25日)
子どもが夏にかかりやすい感染症に手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)等があり、県内でもこれらの感染症が多く報告されています。特に咽頭結膜熱は日南市や国富町周辺で、手足口病は日向市や小林市、宮崎市など県全域で流行警報値を超えています。ヘルパンギーナも5週連続で報告数が増加しているので注意しましょう。
これらの感染症は、咳やくしゃみのしぶきや便に含まれるウイルスが手やタオルを介して感染します。予防には、外から帰ってきたときや食事の前に、うがい、手洗いをする習慣をつけることが大切です。また、症状が出なくなった後でも、便中にはウイルスが含まれているといわれていますので、おむつの処理後やトイレの後などは、石けんと流水で手を洗いましょう。
また、有効な治療薬がなく、対症療法が中心となりますが、熱やのどの痛みなどの症状により、脱水症状に陥りやすくなりますので、刺激の少ないものを選んで、十分に水分をとるよう心がけましょう。