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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年34号

RSウイルス感染症が増加しています。(8月21日〜8月27日)

RSウイルス感染症の報告数が前週と比較して約1.3倍に増加しています。特に6ヶ月から1歳児までの報告が多く、全体の約8割を占めています。地域別では日南市、宮崎市、延岡市周辺からの報告数が多くなっています。県内では例年9月中旬に流行のピークを迎えますので感染予防に努めましょう。

RSウイルス感染症は、発熱、鼻水など軽い風邪症状の場合もあれば、気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。特に1歳未満の乳幼児が初めて感染した場合は重くなりやすく、ゼーゼー、ヒューヒュー等の喘息のような呼吸をするときは、すぐに医療機関に相談しましょう。

また、ウイルスがついているドアノブ、おもちゃなどを消毒したり、手洗いをすることで感染を予防できます。おもちゃやドアノブは消毒用アルコールなどでこまめに拭き取りましょう。手指は消毒用アルコールを使用したり、石けんをよく泡立て、30秒以上かけた手洗いを行い清潔にしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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