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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年39号

RSウイルス感染症の報告数が多い状態です。(9月25日〜10月1日)

RSウイルス感染症の報告数は先週と同じで、依然高い状態が続いています。特に6ヶ月から2歳児までの報告が多く、全体の約8割を占めており、地域別では国富町、延岡市、高千穂町周辺からの報告数が多くなっています。

RSウイルス感染症は、発熱、鼻水などの軽い風邪症状ですむ場合もあれば、気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。2歳くらいまでにほとんどの人は感染すると言われていますが、特に乳幼児が初めて感染した場合は重症化することがあるので、喘息のような呼吸をするときにはすぐに医療機関へ相談しましょう。

また、RSウイルスは、患者さんの咳やくしゃみ又は会話をした際のしぶきを吸い込んだり、ウイルスがついている手指やドアノブ、コップ、おもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染します。感染を予防するために、人混みを避け、外出後の手洗いを徹底しましょう。手洗いは石けんをよく泡立て、30秒以上かけて行い、手洗い後はしっかり流水で洗い流しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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