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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年43号

冬の感染症を予防しましょう。(10月23日〜10月29日)

インフルエンザの本格的な流行はまだですが、定点当たりの報告数が前週と比べ約4.3倍と増加し、また、例年同時期と比較して非常に多い状態です。例年12月から報告数が、急激に増加します。ワクチンは重症化予防に効果的ですが、効果が現れるまで2週間程度かかるので、早めに接種するようにしましょう。

冬はインフルエンザ、RSウイルス感染症、ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)等の感染症が流行する季節です。これらの感染症の予防には、こまめな手洗いが有効ですので、トイレの後や帰宅後、食事や調理の前には必ず手を洗いましょう。手洗いでは、石けんと流水を用いて、しっかりと30秒以上かけて洗うようにしましょう。

また、咳やくしゃみの症状がある時は、マスクの着用や口元をハンカチでおさえる等、咳エチケットに努めましょう。なお、感染症に負けない体作りも重要ですので、バランスのよい食事と十分な睡眠をとり、軽い運動で体力をつけるよう心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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