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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年44号

インフルエンザが流行シーズンに入りました。(10月30日〜11月5日)

インフルエンザの報告数が先週の2.5倍と増加し、宮崎県も流行シーズンに入りました。昨年より約1か月早い流行シーズン入りになります。年齢別では10歳から14歳が全体の約4割を占めており、特に高鍋町、日向市周辺からの報告が多くなっています。例年1〜2月に流行のピークを迎えるため今後も増加が予想されます。

インフルエンザは、咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、そのウイルスが鼻やのどの粘膜に付着することによって感染します。感染すると1〜3日の潜伏期間を経て、38度以上の発熱、関節痛や筋肉痛といった全身の症状、咳や鼻水などが現れます。通常1週間程度で軽快しますが、小さなこどもや高齢者では脳炎や肺炎などの合併症を引き起こし重症化することもあり注意が必要です。

手洗いは感染症予防の基本ですので、外出後は必ず石けんを使って丁寧にこすり洗いをし、泡までしっかり洗い流しましょう。また、手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを利用しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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