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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年47号

インフルエンザに注意しましょう。(11月20日〜11月26日)

インフルエンザの報告数が増加しており、特に日南保健所管内では定点あたりの報告数が21.4と流行注意報レベル(10.0)を超えています。年齢では5〜9歳の子どもからの報告が多く、県全体の約4割を占めています。今後も報告数の増加や流行が広がることが予想されます。外出時は人混みを避け、帰宅後の丁寧な手洗い、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。

インフルエンザに感染すると、38度以上の発熱、関節痛などの全身の症状が急速に現れ、併せてのどの痛み、鼻汁、咳などの症状もみられます。小さなこどもや高齢者では脳炎や肺炎などの合併症を引き起こし重症化することもあり注意が必要です。

またインフルエンザは、主に咳やくしゃみのしぶきを浴びたり、吸い込むことで感染します。咳やくしゃみ等の症状があるときにはマスクを着用するようにしましょう。なお、マスクがない場合には、ティッシュやタオルで口と鼻を覆い、手のひらで咳やくしゃみを受け止めてしまったときはすぐに手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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