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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2017年48号

インフルエンザの報告数が増加しています。(11月27日〜12月3日)

インフルエンザの報告数が前週の約1.7倍に増加しており、特に日南市周辺では先週に引き続き流行注意報レベル(10.0)を超え、定点あたりの報告数が28.8と流行警報レベル(30.0)に迫っています。例年より早く増加していますので、引き続き手洗いなどの予防に努めましょう。

インフルエンザは、感染すると1〜3日の潜伏期間を経て高熱や関節痛、咳等の症状が現れ、小さな子どもや高齢者では重い合併症を引き起こすことがあります。インフルエンザの予防接種は感染後に発症する可能性を低くしたり、重い合併症を防ぐ効果があるといわれていますので、接種していない人はなるべく早く接種するようにしましょう。

また、手洗いは感染症予防の基本です。外出後は必ず石けんと流水で手を洗いましょう。なお、空気が乾燥すると喉や鼻の粘膜の免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなりますので、加湿器を使用したり濡れたタオルを干して、室内の湿度を50〜60%に保つよう心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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