インフルエンザが流行警報レベル開始基準値を超えました。(12月25日〜1月7日)
平成29年第52週のインフルエンザの報告数が前週の1.7倍に増加しており、定点あたりの報告数が45.1と流行警報レベル開始基準値(30.0)を超えました。平成30年第1週は年末年始の休診もあり34.2と減少していますが、しばらくは流行が続くと予想されますので、手洗いや咳エチケット等の感染予防を徹底しましょう。
インフルエンザの感染を予防するためには、帰宅時や食事の前には石けんを用いて手を洗うことが重要です。冬は水が冷たいため手洗いの時間が短くなりがちですが、温水を用いるなどしてしっかり洗いましょう。水道の蛇口は手と一緒に洗うかペーパータオルを利用してしめると手の再汚染を防げます。
インフルエンザが疑われる場合は、不織布製マスクを着用するなど、周りの方へうつさないように配慮して早めに医療機関を受診しましょう。症状が現れてから48時間以内であれば抗インフルエンザ薬が有効とされています。治療については主治医に確認しましょう。