インフルエンザが急増しています。(1月8日〜14日)
インフルエンザの報告数が前週の約1.6倍に増加し、県内全域で流行が広がっています。年齢別では10歳未満のこどもが全体の約半数を占めており、県内ではAH1pdm09型が多く、AH3型、B型も検出されています。
インフルエンザは、感染した人の咳やくしゃみのしぶきによりウイルスが鼻やのどの粘膜についたり吸い込まれることで感染します。また、こどもでは、インフルエンザにかかることにより、急に走り出す、部屋から飛びだそうとする等の異常行動を起こすおそれがあります。インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、こどもが一人にならない配慮が必要です。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などで湿度を50〜60%に保つことが効果的です。また、体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた食事を取るよう日ごろから心がけましょう。