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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第5週

インフルエンザと感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(1月29日〜2月4日)

インフルエンザの報告数は2週連続で減少していますが、依然流行警報開始レベルを超えています。年齢別では10歳未満のこどもからの報告が全体の半数以上を占めており、注意が必要です。また、例年の同じ時期より報告数が多い状況です。引きつづきバランスの良い食事と十分な睡眠をとり、感染症に抵抗力のある体作りを心がけ、予防に努めましょう。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が先週より増えています。特に小林保健所管内で流行しており、年齢別では5歳未満のこどもが全体の約半数を占めています。冬の感染性胃腸炎の原因はノロウイルスが中心といわれており、感染すると嘔吐、激しい下痢、腹痛等の症状が出ます。下痢や嘔吐等による脱水を防ぐための水分補給が大切です。少しずつこまめにとるように心がけましょう。感染予防には、石けんと流水による手洗いが有効です。特にトイレやおむつの処理後、食事や調理の前は必ず手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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