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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第10週

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(3月5日〜3月11日)

県内のインフルエンザの定点当たりの報告数が、9.0と前週の半分に減少し、流行警報終息基準値を下回りましたが、保健所別でみると、小林(18.4)、都城(12.4)、日南(11.6)と流行が続いている地域があります。引き続き感染予防に努めましょう。

また、ロタウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が日向市周辺で流行しています。今年に入ってからの年齢群別では、5歳未満の子どもが全体の8割以上を占めています。ロタウイルスは患者の便を処理した後の、ウイルスが付いた手などから感染が広がっていきます。おむつなどの適切な処理、手洗いなどを徹底しましょう。

日本ではロタウイルスのワクチンは、2回接種(1価)と3回接種(5価)の2種類が承認されています。どちらのワクチンも生後6週から受けることができ、1回目の接種は生後14週6日までに接種することが推奨されています。任意接種のため費用は自己負担となります。お住まいの市町村によっては接種費用の助成も行っていますので、かかりつけ医にご相談ください。



宮崎県衛生環境研究所
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