手足口病が増加しています。(3月26日〜4月1日)
手足口病の報告数が3週連続で増加しています。特に中央保健所管内から多く報告されており、1歳から3歳が全体の約7割を占めています。
この感染症は5歳以下の子どもを中心に例年4月から徐々に増え始め、7月から8月に流行のピークを迎えます。患者の唾液や便にふくまれるウイルスが、手などを介して体に入ることで感染し、口の中や手のひら、足、おしりなどに白っぽい水ぶくれができます。熱は高くならないことが多いですが、まれに脳炎や髄膜炎などの合併症を引き起こすことがあります。頭痛や嘔吐、高熱などの症状があるときは医療機関を受診しましょう。手足口病の予防にはタオルの共用を避け、徹底した手洗いが効果的です。