手足口病とプール熱(咽頭結膜熱)に気をつけましょう。(5月28日〜6月3日)
例年夏に流行する手足口病や咽頭結膜熱の報告数が増えてきています。手足口病は県のほぼ全域で流行しています。特に日向保健所管内からの報告は先週の約2倍と増加しており、延岡保健所管内からの報告も多い状況です。咽頭結膜熱は特に中央、日南保健所管内からの報告が多くなっています。
手足口病や咽頭結膜熱の原因となるウイルスは、高温多湿の環境を好み、夏に猛威をふるいます。咳やくしゃみのしぶきや便に含まれるウイルスが手やタオルを介してうつるため、これらの感染経路を遮断することが予防には重要です。外から帰ってきたときには手洗いをしっかり行いましょう。また、咽頭結膜熱は眼の粘膜から感染することもあるので、目薬も有効です。プールの後などは目薬をさして眼を清潔に保ちましょう。
夏は暑さで食欲が落ちたり、エアコンや冷たい飲み物で体が冷えることにより、免疫力が低下しやすくなります。睡眠や食事をしっかりとるよう心がけましょう。