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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第24週

手足口病とヘルパンギーナに注意しましょう。(6月11日〜6月17日)

手足口病の報告数が例年より多い状態が続いています。ヘルパンギーナの報告数は例年より少ない状態ですが、前週と比べて増加しています。手足口病は県の全域で流行しており、特に中央保健所管内からの報告は前週の約3倍と増加しています。これらの感染症は例年夏に流行のピークを迎えるため、今後も注意が必要です。

どちらの感染症も、咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込んだり、おむつの処理などで手やタオルに付着したウイルスが体の中に入ることで感染します。唾液や便中にウイルスが含まれていることを意識することが大切ですので、トイレやおむつの処理の後は必ず石けんで手を洗い、箸やコップ、タオルなどは共用しないようにしましょう。

また、口の中にできた発疹で食事や水分が十分とれなくなることもあるため、脱水症に注意が必要です。水分を少しずつこまめにとらせ、食事はおかゆや豆腐など、のどごしの良いものを与えるようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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