はやり目(流行性角結膜炎)が増えています。(8月13日〜8月19日)
はやり目の報告が今週大きく増えました。8月を中心に夏に増え、幅広い年齢層で感染し、小児に多くみられます。
急に充血し、まぶたの裏側にブツブツができます。大量の目やにが出て涙が増え、かゆみがあり、眼がゴロゴロしたり、まぶしく感じることもあります。ひどくなると、耳の前のリンパ腺やまぶたが腫れ、発熱もあります。片方の目の充血から2〜3日でもう片方の目にも症状がでて、2〜4週間程で治ります。
感染力が非常に強く、感染者の目を触った手で他の人の目を触ると感染します。タオルからの感染もあるので、家族内に患者さんがいる場合はタオルは別にしましょう。患者さんは他の人にうつさないために目に触らないようにし、目やにはティッシュで拭いて捨て、お風呂は最後に入るようにしましょう。
このウイルスは熱や消毒薬に弱いので、タオルや枕カバーは熱湯で煮沸消毒します。熱に弱い衣類などの消毒は、塩素系漂白剤、アルコールが有効です。