百日咳の報告が続いています。(8月20日〜8月26日)
百日咳の報告が続いています。県内の広い範囲から報告があり、今年に入ってからの総数のうち、小学生・中学生が約7割を占めています。
感染すると、風邪のような症状から始まり、次第に咳の回数が増え激しくなります。発熱はない場合が多いといわれています。百日咳に特徴的な発作として、息を吸い込む間もないほどの連続した咳や、最後にヒューと音をたてて息を吸う発作があることもあります。特に3か月未満の乳児では重症化しやすく注意が必要です。
百日咳のワクチンは定期接種で、生後3か月から受けることができます。母子健康手帳でワクチン接種が済んでいるか確認しましょう。また、大人は感染しても症状が軽く、気づかないうちに周囲にうつしてしまうことがあります。咳の症状がある時にはマスクを着用し、特に乳幼児との接触には気をつけましょう。咳が2週間以上続くときは百日咳や、その他の感染症の可能性もあります。早めに医療機関を受診しましょう。