RSウイルス感染症に注意しましょう。(8月27日〜9月2日)
RSウイルス感染症の報告数は依然高い状態が続いています。特に2歳以下での報告が多く、全体の約9割を占めており、地域別では高鍋、都城、日向、延岡保健所管内からの報告数が多くなっています。
RSウイルス感染症は、発熱、鼻水などの軽い風邪症状ですむ場合もあれば、気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。ほとんどの人は2歳くらいまでに感染すると言われていますが、特に乳幼児が初めて感染した場合は重症化することがあるので、喘息のような呼吸をするときにはすぐに医療機関へ相談しましょう。
また、RSウイルスは、患者さんの咳やくしゃみ又は会話をした際のしぶきを吸い込んだり、ウイルスがついている手指やドアノブ、食器、おもちゃなどを触ったりなめたりすることで感染します。感染を予防するために、人混みを避け、帰宅後の手洗いを徹底しましょう。手洗いは石けんをよく泡立て、30秒以上かけて行い、手洗い後はしっかり流水で洗い流しましょう。