風しんを予防しましょう。(9月17日〜9月23日)
今年は関東地方で風しんの報告数が、例年と比べて大幅に増加しています。
風しんは感染者の咳やくしゃみのしぶきから感染し、発熱・発疹・リンパ節の腫れなどが現れますが、症状がはっきり出ない人もいます。また、妊娠初期に感染すると、先天性の心疾患や難聴、白内障など(先天性風しん症候群)を引き起こす危険性があります。
妊娠中は予防接種を受けることができませんので、妊婦が抗体価が低い場合は家族や職場の身近な人も予防接種歴等を確認し、医師と相談の上、抗体検査やワクチン接種を検討することが重要です。将来の子ども達のために、妊娠前の女性、免疫のない人が多いと言われる30代から50代の男性は、2回の予防接種が確認できない場合は予防接種の検討をお願いします。
現在、定期予防接種はMR(麻しん・風しん)ワクチンとして、1歳児と小学校入学前の1年間に受けることができますので、対象の方は早めに受けましょう。