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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成30年第39週

乳幼児は特に注意、RSウイルス感染症(9月24日〜9月30日)

RSウイルス感染症の報告数が多い状態が続いています。年齢別では2歳以下が全体の約9割を占めており、地域別では日南、小林、都城保健所管内からの報告数が多くなっています。

RSウイルス感染症は、発熱や鼻水などの軽い風邪症状ですむ場合がほとんどですが、生後6か月未満の乳児は気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。タンがつまってゼイゼイと苦しそうな呼吸をするときには、すぐに受診しましょう。

RSウイルスは感染力が強く、飛沫と接触によって感染します。また一回の感染では免疫ができないこともあり、感染を繰り返しますが、成長するに従って症状は軽くなっていきます。咳などの症状がある年長児や大人は、可能な限り乳幼児との接触を避ける事が感染予防につながります。症状のある人は感染を広げないためにマスクを着用しましょう。また手洗いは、石けんをよく泡立て30秒以上かけて念入りに洗い、ペーパータオルでよく拭き取って乾かしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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