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宮崎県感染症情報センター

宮崎県平成31年第17、18週号

麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか?(4月22日〜5月5日)

県内において麻しん(はしか)の患者が1例報告されました。

麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気感染などにより感染し、免疫を持っていない人はほぼ100%発症します。感染すると、約10日の潜伏期間を経て、38度程度の発熱や咳、鼻水などの風邪症状が現れ、その後2〜3日症状が続き、さらに39度以上の高熱と発疹が出現します。

麻しんは予防接種で防ぐことのできる感染症ですが、1回の接種では免疫が十分つかないこともあるため、必ず2回接種しましょう。定期予防接種の対象は、1歳児と小学校入学前の年長児ですので、母子健康手帳などで確認し、未接種の場合は早めに接種しましょう。

また、手足口病の定点あたりの報告数が7.1と流行警報レベル開始基準値(5.0)を超えました。流行警報レベルを超えるのは、前回流行警報レベルを超えた2018年と同週で、特に、延岡保健所、都城保健所管轄内からの報告が多くなっています。手洗いなどで予防しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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