咽頭結膜熱(プール熱)に気をつけましょう。(8月5日〜8月11日)
咽頭結膜熱(プール熱)の報告数が前週と比べて約1.1倍に増えており、例年同時期と比べても約2.5倍となっています。特に日南、高鍋保健所管内で流行しており、年齢別では5歳以下の子どもが全体の約9割占めています。
咽頭結膜熱の原因となるウイルスは、咳やくしゃみのしぶきや便に含まれるウイルスが手やタオルを介して感染します。感染すると、38〜39度の発熱、のどの痛み、結膜炎といった症状がみられますが、のどの痛みからいつもの食事や飲み物が取れないこともあります。プリンやゼリー、豆腐等刺激が少なく食べやすいものを与え、脱水にも注意しましょう。
咽頭結膜熱には、有効な治療薬はないため予防が大切です。外から帰ってきたときには手洗いをしっかり行い、タオルの共用は避けましょう。