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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和元年第33週号

RSウイルス感染症の報告数が例年より多くなっています(8月12日〜8月18日)

RSウイルス感染症の報告数は前週に比べ減少しましたが、例年の約2.8倍の報告数となっています。特に1歳以下での報告が多く、全体の約8割を占めており、地域別では延岡、日向、中央保健所管内からの報告数が多くなっています。県内での流行は例年9月頃ですので、これからの季節も注意が必要です。

RSウイルス感染症は、軽い風邪症状ですむ場合もあれば、気管支炎など重症化する場合もあります。ほとんどの人は2歳くらいまでに感染すると言われていますが、特に生後数か月の乳児では呼吸困難や肺炎などを合併することがあります。喘息のような呼吸をするときにはすぐに医療機関へ相談しましょう。

また、感染を予防するには手洗いが効果的です。石けんをよく泡立て、30秒以上かけてしっかり手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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