RSウイルス感染症に注意しましょう。(8月26日〜9月1日)
前週に比べRSウイルス感染症の報告数が増え、今年最も多くなりました。特に2歳以下での報告が多く、全体の約9割を占めています。地域別では都城、日向、日南保健所管内からの報告数が多くなっています。
RSウイルス感染症の症状は、軽い風邪のような症状から重い肺炎まで様々です。初めて感染した場合は重くなりやすく、特に乳幼児は呼吸困難や肺炎などの合併症に注意が必要です。ゼーゼー、ヒューヒューなどの呼吸音がするときは、医療機関に相談しましょう。
また、ウイルスが含まれるくしゃみや咳のしぶきを吸い込んだり、ウイルスが付着したドアノブやおもちゃを触ったりすることで感染します。感染予防のためにこまめに手洗いをし、日常的に触れるものはアルコールや塩素系の消毒剤で定期的に消毒しましょう。