ヘルパンギーナが再び増加しました。(9月30日〜10月6日)
ヘルパンギーナの報告数は3週連続減少していましたが、今週再び増加しました。特に延岡保健所管内からの報告が多く、年齢別では3歳以下が全体の約9割を占めています。
ヘルパンギーナは、例年夏季に流行する感染症で、咳やくしゃみの飛沫、便等に含まれるウイルスが手やタオル等を介して体に入ることで感染します。発症すると、突然の38度以上の発熱に続き、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれ等の症状がみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴い、食事や水分をとりにくくなりますので、のどごしのよいものを摂り、脱水症を予防しましょう。
また、症状が治まった後も長期間、便からウイルスが検出されることがあります。オムツ交換やトイレの後は、必ず石けんやハンドソープでしっかりと手を洗いましょう。