伝染性紅斑(りんご病)に注意しましょう。(10月14日〜10月20日)
今年は伝染性紅斑(りんご病)の報告が、例年に比べ多くなっています。今週は中央保健所管内からの報告が多く、年齢別では4〜5歳が全体の約半数を占めています。
伝染性紅斑はこどもに多い病気ですが、大人もかかることがあります。10〜20日の潜伏期間の後、頬がりんごのように赤くなり、手足にも赤い斑点やまだら模様ができます。発疹に先だって風邪のような症状がでることが多く、発疹が出る頃にはウイルスの感染力は弱くなっています。1週間程度で発疹は治りますが、なかには長引いたり、一度消えた発疹が再び現れることもあります。
また、妊婦が感染すると胎児に感染し、流産や胎児への影響があるので注意が必要です。風邪のような症状のある人には近づかず、石けんでのこまめな手洗い等で予防しましょう。